ちまたの売り場は百花繚乱。でもトレンドやブームではなく、本当に上質な美味を大切な人に贈りたい。フランスでお菓子作りの修業も重ねたライター瀬戸理恵子が、お菓子を愛するプロの目で、“大人の極上チョコレート”を厳選

BY RIEKO SETO

ケーキに焼き菓子に氷菓子まで
チョコレート戦線拡大中

 チョコレートの魅力はタブレット(板チョコレート)やボンボン・ショコラにとどまらず、焼き菓子やアイスクリームにも。さまざまな素材と融合し、焼いたり泡立てたり、技法を尽くして異なるテクスチャーを与えることで、チョコレートの新たな魅力が開花し、驚きのおいしさが引き出される。仕事先やお世話になった方に差し上げたり、おもたせや遠方に住む大切な人にへ送るにもおすすめだ。

7. ダンデライオン・チョコレート

画像: COURTESY OF DANDELION CHOCOLATE

COURTESY OF DANDELION CHOCOLATE

 カカオ豆からチョコレート作りを手がける「ビーン・トゥ・バー」のブランドとしてサンフランシスコで誕生し、日本でも人気を集める「ダンデライオン・チョコレート」。タブレットのクオリティは折り紙付きだが、またひと味違うカカオの魅力を楽しめるのが、昨秋からオンラインストアで、また2月1日(金)よりオープンする「ダンデライオン・チョコレート Bean to Bar Lounge 表参道 GYRE」限定で販売する木箱入り「ガトーショコラ」だ。

 シングルオリジンのインド産カカオ70%のチョコレートに、厳選した卵、オーガニックのきび砂糖、バターのみを加えてじっくり焼成。口に入れるとやわらかくほどけ、力強く押し寄せるヨーグルトやサルタナレーズン、レモングラスを思わせる芳醇なカカオのフレーバーが圧巻で、豊かな余韻が長く続く。これを冷やせばよりすっきりした風味が広がり、少し温めればふっくら、軽やかなスフレのような口当たりに。カカオの奥深さが伝わる、専門店ならではのガトー・ショコラだ。

「ガトーショコラ」¥3,600
<約280g>
ダンデライオン・チョコレートオンラインストア

8. クラフタル

画像: COURTESY OF CRAFTALE

COURTESY OF CRAFTALE

「ミシュランガイド東京 2018」で一ツ星に輝くレストラン「クラフタル」が生み出したのは、チョコレートとコーヒーが濃厚に混じり合うオリジナルスイーツ。シェフの大土橋 真也氏がフランス菓子の「オペラ」をアレンジして考案した、大人が味わうにふさわしい贅沢なひと品だ。

 あいだには、最高級チョコレートを用いた口溶けよく濃厚なガナッシュと、しっとりしたチョコレート生地を幾重にも重ね、ほろ苦いコーヒー風味のサブレでサンド。口に入れるとほろりと溶けて、チョコレートとコーヒーの苦みや酸味、サブレのほのかな塩気などが混じり合い、甘すぎず、深みあるハーモニーを醸し出す。本を思わせるデザインは、店名の「CRAFTALE」が意味する、「CRAFT(手作り)」と「TALE(物語)」から。パッケージのダークグレーの箱も本を思わせ、端正な美しさは贈り物にうってつけ。電話とオンラインショップで注文できる。

「クラフタル オペラサンド(12個入り)」¥5,000
<660g>

クラフタル
TEL. 03(6277)5813

9. メゾン ジブレー

画像: COURTESY OF MAISON GIVRÉE

COURTESY OF MAISON GIVRÉE

 日本各地から厳選した四季折々の素材を使い、鮮やかな味、香り、色を表現したアントルメ・グラッセ(アイスケーキ)で注目を集める、「メゾン ジブレー」シェフの江森宏之氏。バレンタインの「モガドール」には、「カカオハンター」小方真弓氏がコロンビアで現地のカカオ豆を使って作るチョコレートと、盛岡「サンファーム」吉田聡氏の木イチゴをマッチング。

 カカオの風味豊かなシャーベットとアイスクリーム、木イチゴのシャーベットとコンフィチュール、木イチゴのシロップをしみこませたビスキュイ・ショコラが層を成す。ハートの中央には木イチゴのソースがたっぷりと。口に入れると木イチゴの甘酸っぱさとチョコレートのフルーティさが呼応して、キレのある華やかな風味が力強く広がり、ヘーゼルナッツの軽快な歯触りと香ばしさがアクセントに。果実味あふれるカカオの魅力に心奪われずにはいられない。

「モガドール」¥5,000
<直径約18cm>

メゾン ジブレー
TEL. 046(283)0296

 

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