TEXT & PHOTOGRAPHS BY JUNKO AMANO
丸太町「CHINA TONGUE」
![画像: 朝食限定「干貝柱の香港粥」¥800](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/04/03/7b9e155cf1c50af53ba8d9cba74357c16f5bf907_large.jpg#lz:xlarge)
朝食限定「干貝柱の香港粥」¥800
国内外からツーリストが訪れ、有名観光地は、朝早くから大賑わい。おのずと朝食需要も増え、朝食を出す店も増加中だ。
2023年8月にオープンした中華料理店が、2024年2月、朝食から楽しめる香港スタイルのオールデイダイニング「CHINA TONGUE」にリニューアルした。
![画像: オーナーシェフ、佐野央典さん。カンボジア・プノンペンのホテルの総料理長を経て、香港の飲食店グループのエグゼクティブシェフ兼ディレクターとして活躍](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/04/03/758492cf911861924b98cdbd7083bfa0cf25725f_large.jpg#lz:xlarge)
オーナーシェフ、佐野央典さん。カンボジア・プノンペンのホテルの総料理長を経て、香港の飲食店グループのエグゼクティブシェフ兼ディレクターとして活躍
店主・佐野央典さんは、香港の飲食店グループで6年間、エグゼクティブシェフとして活躍。日本人好みに寄せない、ひとクセ、ふたクセある本場の味が楽しめると評判だ。
朝食メニューは、現地の麺粥店に倣い、汁麺や香港粥をラインナップ。一番人気の中華粥は、貝柱と鶏のダブルスープをベースに、米の花が開くまでくたくたに炊き、寝起きの体に染み渡るおいしさ。花椒香る高菜やピータン、ゆで鶏、油条などトッピングも多彩で、食べ飽きず、ひと口ごとに味の変化を楽しめる。
![画像: 「香港式ピーナッツバターフレンチトースト、香港式鴛鴦茶付き」¥1,000](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/04/03/383d46a490c1ef11590dec682f09e46abd81b98b_large.jpg#lz:xlarge)
「香港式ピーナッツバターフレンチトースト、香港式鴛鴦茶付き」¥1,000
朝食は甘党派!という方にオススメは、現地の茶芸館の朝の定番「香港式ピーナッツバターフレンチトースト」。ピーナッツバターを挟んだ食パンを卵液に漬け、フライパンで焼いたフレンチトーストに、バターをのせ、仕上げにコンデンスミルクをたっぷりとふりかけて。しっかり甘いが、やみつきになる背徳の味。コーヒーと紅茶を混ぜた鴛鴦茶(ユンヨンチャ)は、現地ではコンデンスミルクを入れて出されるが、こちらでは無糖で提供される。
![画像: 「マトン、香菜、ミントの水餃子」¥900(水餃子の食材は日によって異なる)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/04/03/71eb8fb61170ac9394190938f6ed71856462b674_large.jpg#lz:xlarge)
「マトン、香菜、ミントの水餃子」¥900(水餃子の食材は日によって異なる)
朝食では、そのほか、「ハニーチャーシュー」や「皮付き豚バラのクリスピーロースト」など広東式焼味(シュウメイ)や、水餃子や焼売、大根餅といった点心もそろい、アラカルトも豊富。朝からお酒と共にしっかり食事をする人も多く、ゆったり過ごしたい休日や旅先の朝食にぴったりな一軒だ。
![画像: 「壁に飾る絵が見つからなくて・・・」と、壁には店主・佐野さんが描いた毛沢東のイラストが](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/04/03/4b41accfad6636006b6079d7af15825261216179_large.jpg#lz:orig)
「壁に飾る絵が見つからなくて・・・」と、壁には店主・佐野さんが描いた毛沢東のイラストが
![画像: ディナーでは、マニアックな料理やオリジナリティ溢れる料理も交え、「次は夜に来たい」と思わせるそそるメニューが揃う。こちらは、ディナーより「丹波あじわい鶏の香港フライドチキン」ハーフ¥3,500](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/04/03/49c6f5bba5d96ba56029bbec3bebf3e459271967_large.jpg#lz:xlarge)
ディナーでは、マニアックな料理やオリジナリティ溢れる料理も交え、「次は夜に来たい」と思わせるそそるメニューが揃う。こちらは、ディナーより「丹波あじわい鶏の香港フライドチキン」ハーフ¥3,500
![画像: 京都市営地下鉄・丸太町駅から徒歩3分。京都御苑や二条城も徒歩圏内](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/04/03/b149286ceb266eabaca7f5cb9f8eec3f897672d6_large.jpg#lz:xlarge)
京都市営地下鉄・丸太町駅から徒歩3分。京都御苑や二条城も徒歩圏内
丸太町「CHINA TONGUE」
住所:京都市中京区鏡屋町51-1
営業時間:7:30~11:00(10:30LO)、12:00~15:00(14:30LO)、17:30~21:00(20:30LO)
定休日:不定休
TEL. 070-1775-2909
公式インスタグラムはこちら
![画像: 天野準子 生まれてこの方、碁盤の目と呼ばれる京都の街中暮らし。雑誌やWEBで京都にまつわるライティングやコーディネートを行っている。プライベートでは、強靱な胃袋を武器に日々、おいしいものをハント](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2024/02/27/f39007bfd917b41e751d1f18954a34df6daff550_large.jpg#lz:orig)
天野準子
生まれてこの方、碁盤の目と呼ばれる京都の街中暮らし。雑誌やWEBで京都にまつわるライティングやコーディネートを行っている。プライベートでは、強靱な胃袋を武器に日々、おいしいものをハント