たっぷりのミニトマトを半分に切り、ににんにくを少々加え、オリーブオイルとともに火にかけるだけ! トマトの旨味が凝縮したソースをゆでたパスタとあえれば、シンプルだけれど極上の一皿に。

RECIPE BY YOKO ARIMOTO, PHOTOGRAPHS BY YUKI SUGIURA, TEXT BY MIKA KITAMURA

画像1: 有元葉子さんの
「おいしいものは身体にいいのよ」
Vol.39 ミニトマトのパスタ

ミニトマトの旨みを丸ごと味わう

 イタリア・ウンブリアに家を持つ有元さん。もともとパスタは大好きだったが、イタリアで暮らすようになり、より身近な料理になったと言う。有元さんは、スタッフとのまかないに、ひとりの食事に、人を招いた時にと、パスタをよく作る。「イタリアではパスタは前菜の次の1番目のお皿(プリモ・ピアット)になりますが、我が家では肉や魚料理の後に、お腹の具合に応じて量を加減して出します。締めのご飯のようなものですね。もちろん、お昼は野菜たっぷりのパスタだけのときもあります」。
 このパスタは、たっぷりのミニトマトを火にかけるだけ。「ミニトマトを半分に切る際、横に切るのがコツです」。そうすると水分がたっぷり出るので、煮詰めてソースにする。
 パスタを上手に仕上げるポイントはふたつ。ひとつは、パスタをゆでるときにしっかり塩味をつけ、ソースは薄味に仕上げること。特に野菜のソースは素材の自然な旨みを生かしたいので、塩味はほぼつけない。もうひとつは、パスタを袋の表示時間より2〜3分早く引き上げ、ソースとからめながら、弱火でちょうどよい硬さに仕上げること。
 ソースの水分調整にはゆで汁を加えるのが一般的だが、パスタを鍋から直接ソースの鍋に移す場合は、まずはパスタについている水分で様子を見て、足りない場合はゆで汁を少し加えるとよい。
「ミニトマトのパスタは私の定番。トマトの旨みを丸ごと味わえます。材料がシンプルなので、素材は上質なものを選んでいただけたら。今回はペンネを使いましたが、スパゲッティにも合います」。

<材料 2人分>
ミニトマト 約20個
にんにく 1片/厚めにスライス
オリーブオイル 大さじ3〜4
パスタ 160〜180g
パルメザンチーズ(すりおろし)
バジル 1枝
 

<作り方>

画像: 1 ミニトマトはヘタを取り、横に半分に切る。鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、中火にかける。にんにくが色付いてきたら、ミニトマトを加える。

ミニトマトはヘタを取り、横に半分に切る。鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、中火にかける。にんにくが色付いてきたら、ミニトマトを加える。

画像: 2トマトから出てきた水分が煮詰まったら火を止める。

トマトから出てきた水分が煮詰まったら火を止める。

画像: 3水2ℓほどを鍋に沸かし、塩を入れ、パスタをゆでる。

水2ℓほどを鍋に沸かし、塩を入れ、パスタをゆでる。

画像: 4 表示時間より2~3分前に穴じゃくしなどでパスタをソースの鍋に移し、パスタとソースをしっかりからめる。器に盛り、オリーブオイル(分量外)を回しかけ、パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりかけてバジルを散らす。

表示時間より2~3分前に穴じゃくしなどでパスタをソースの鍋に移し、パスタとソースをしっかりからめる。器に盛り、オリーブオイル(分量外)を回しかけ、パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりかけてバジルを散らす。

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画像: 有元葉子(ありもとようこ) 料理家。素材を生かしたシンプルで力強い料理と、環境にも配慮した心地よい暮らし方に多くの共感が集まり、著書は100冊を超える。使いやすく美しい調理道具「ラバーゼ」シリーズを提案し、東京でセレクトショップ「SHOP281」を経営。イタリア・ウンブリアと信州にも家を持ち、東京と信州、イタリアでの生活を楽しむ。 公式サイトはこちら

有元葉子(ありもとようこ)
料理家。素材を生かしたシンプルで力強い料理と、環境にも配慮した心地よい暮らし方に多くの共感が集まり、著書は100冊を超える。使いやすく美しい調理道具「ラバーゼ」シリーズを提案し、東京でセレクトショップ「SHOP281」を経営。イタリア・ウンブリアと信州にも家を持ち、東京と信州、イタリアでの生活を楽しむ。
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