美しく、ずっと使い続けられること―― 100年以上前から続く、製品づくりのフィロソフィーが実現させた、イッタラの“サスティナビリティ”のかたちとは

BY SAYAKO SAKAMOTO

 1881年、フィンランド・イッタラ村の小さなガラス工場で生まれた、陶器ブランド「iittala(イッタラ)」。20世紀初頭にはさまざまな装飾が施された食器が登場したが、イッタラでは機能性と美しさを兼ね備えた、スカンジナビアらしいデザインを取り入れていった。見た目の華やかさではなく、個性的でありながらも、飽きることなく一生使い続けられること―― 現在も、そのフィロソフィーを継承し続けている。

 いまや、“サスティナビリティ”の概念は浸透しつつあるが、100年以上も前から“使い捨て”でない永続的なデザインと品質を追求してきたイッタラは、2019年春、世界で初めてリサイクルガラスのみのタンブラーの製造を実現した。そしてこの10月には、パイオニア的なデザイナーたちが生み出してきた名作に100%リサイクルガラスを使用した、リミテッドエディションが発売となる。

画像: (写真左)アルヴァ・アアルト コレクション「ベース」<160mm>リサイクル エディション¥27,000 (写真右)カステヘルミ 「キャンドルホルダー」リサイクルエディション 各¥2,200(ともに想定価格、10月14日(水)発売予定)

(写真左)アルヴァ・アアルト コレクション「ベース」<160mm>リサイクル エディション¥27,000
(写真右)カステヘルミ 「キャンドルホルダー」リサイクルエディション 各¥2,200(ともに想定価格、10月14日(水)発売予定)

 ラインナップは、1936年、近代建築デザインの巨匠、アルヴァ・アアルトによってデザインされた「アアルト コレクション」や、オイバ・トイッカによる1964年デザインの「カステヘルミ」など全5種。イッタラのコレクションと言えば、その色彩の絶妙な表現とカラーバリエーションの豊富さが特徴のひとつでもあるが、世界的に有名なこれらの作品が、リサイクルガラスならではの風合いを纏って新たな趣きを見せてくれるのも楽しみだ。

画像: (写真左)カステヘルミ 「キャンドルホルダー」リサイクルエディション¥2,200 (写真右)カステヘルミ 「タンブラー」リサイクルエディション¥2,700(ともに想定価格、10月14日(水)発売予定) PHOTOGRAPHS:COURTESY OF IITTALA

(写真左)カステヘルミ 「キャンドルホルダー」リサイクルエディション¥2,200
(写真右)カステヘルミ 「タンブラー」リサイクルエディション¥2,700(ともに想定価格、10月14日(水)発売予定)
PHOTOGRAPHS:COURTESY OF IITTALA

 自社製品から出たガラスくずが再利用され、リサイクルガラス製品に生まれ変わる。すべての工程を自社工場で完結できるのは、高度な技術とそれらを支えるガラス吹き職人のクラフツマンシップがあってこそだ。将来的には、製造から販売までの過程で生じるすべての廃棄物の回収・リサイクルを目指すという。イッタラの“サスティナビリティ”は、時代を超えて引き継がれてきた企業哲学と、革新し続ける技術力の結晶といえるだろう。

 

問い合わせ先
イッタラ
フリーダイヤル:0120-588-825 ※ 現在は休止中
公式サイト

 

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