BY TERUNO TAIRA, PHOTOGRAPH BY SHINSUKE SATO, STYLED BY MAYU YAUCHI

フレッシュなオレンジ、透明感あるローズとジャスミン、優雅なパチュリが印象的な「ココマドモアゼル」。プライマーとフレグランスを重ねて、香りの余韻に奥行きを。
(上から)ココマドモアゼル オードゥ パルファム(50㎖)¥17,600・同 フレグランス プライマー(100㎖)¥18,040/シャネル
シャネル カスタマー ケア センター
TEL.0120-525-519
フレグランスを楽しむ人が増えている。その背景には新型コロナという感染症の流行を経験し、香りが生活にある重要性を誰もが感じるようになったことがあるのかもしれない。とはいえ、欧米に比べてまだまだフレグランス愛用者が少ない日本。"香害" を恐れるがゆえ、1~ 2プッシュ程度しかつけない人がほとんどだと聞く。しかし、それでは香りはすぐに飛んでしまい、あなたが素敵な香りをまとっていることを誰にも気づかれることがない"無香" 状態に。なんとももったいないではないか。"香害" や"無香" に陥ることなく、フレグランスの香りを増幅させ、肌の上でほどよく香らせるためのアイテムとして、シャネルにはフレグランス プライマーなるものが用意されている。ファンデーションのつきやもちをよりよくするメイク下地のように、潤いとほのかな香りを肌に直接のせることで、フレグランスをまとう準備を整えるというものだ。
「N°5」や「アリュール」などヒット香水を数多くもつシャネルだが、夏に発売された「ガブリエル」に続くフレグランス プライマーは「ココ マドモアゼル」。ココとマドモアゼルという二つの名前、フレッシュでありつつセンシュアルな二面性をもつこの香りは、プライマーとフレグランスを重ねるというリチュアルになんともぴったりだ。美しい香りのまとい方、ぜひ試してみてほしい。
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