BY EMI ARITA
アルテックの「カアリ テーブル」
「カアリ テーブル」(円形)<φ80×H74cm>¥265,100/アルテック
COURTESY OF ARTEK
 フランスのデザインデュオ、ロナン&ブルレックがデザインしたテーブルと棚のシリーズにラインナップする、アルテックの「カアリ テーブル」(円形)。オーク材の天板と支柱を支える、三角形に湾曲したスチールパーツが、存在感を放つ。
 このスチールパーツは、アルヴァ・アアルトが開発した、アルテックの曲木加工技術「L-レッグ」から着想を得ており、アルテックの伝統技術を新たな素材とデザインで表現したもの。同シリーズのシェルフやデスクなどにも使われており、「カアリ」シリーズ全体で、トータルコーディネートをするのもおすすめだ。
 天板のカラーはホワイトとブラックの2色。仕上げはマットなリノリウム、グロッシー仕上げの2種からセレクト可能。ホワイト天板は、縁やスチールパーツの黒いラインとのコントラストが強調され、メリハリのある印象に。ブラック天板は、縁からスチールパーツまでが、黒いラインでつながるようなデザインに......と、色や仕上げの組み合わせ次第で多彩な表情を楽しめるのも魅力。サイズは直径80cmと直径110cmの2種。
COURTESY OF ARTEK
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アルテック
TEL. 0120-610-599
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フリッツ・ハンセンの「アフター」

「アフター」(大理石天板タイプ)<φ120×72.5cm>¥866,800/フリッツ・ハンセン
COURTESY OF FRITZ HANSEN
 天板が宙に浮いているなデザインが印象的なフリッツ・ハンセンの「アフター」。デザインを手掛けたのは、幾何学的なモチーフを用いたデザインを得意するロンドンのデザイナー、マイケル・アナスタシアデス。ゆったりとしたプロポーションで組まれた4本の脚は、テーブルに集う人を温かく迎え入れるアーチのよう。
 天板の素材やカラーによって、印象が異なるのも特徴。バーガンディカラーで染められた大理石天板タイプは、無垢材の脚も同色で統一されており、モダンなスタイルのインテリアにも似合うエレガントな佇まい。無垢材の素材感を活かした木製天板タイプは木の温もりにあふれ、ナチュラルスタイルのインテリアにもぴったりだ。同シリーズの椅子とのセット使いもおすすめ。

こちらは無垢材天板タイプで椅子は同シリーズのもの
COURTESY OF FRITZ HANSEN
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フリッツ・ハンセン 東京
TEL. 03-3400-3107
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カール・ハンセン&サンの「BA103 プレルディア ダイニングテーブル」

「BA103 プレルディア ダイニングテーブル」<φ110×H72cm>¥324,500〜/カール・ハンセン&サン
COURTESY OF CARL HANSEN & SØN
 傷や汚れに強く、水拭きやアルコール除菌もできるラミネート仕上げの天板と、無垢のオーク材の脚を組み合わせたカール・ハンセン&サンの「BA103 プレルディア ダイニングテーブル」。アメリカ人デザイナー、ブラッド・アスカロンがデザインしたもので、インテリアのスタイルを選ばず取り入れやすいデザインと使い勝手のよさから、2018年の発売以来、人気を博している。
 天板と脚を接合する金属製のパーツとオーク材の脚のコントラストは、シンプルなデザインのアクセントに。脚には十字形の貫(ぬき)を施し、軽やかさな見た目を損なうことなく、強度と安定性を持たせているのも秀逸だ。マットな質感の真っ白な天板は、ダイニングにいつも明るく心地いい空気を演出してくれそう!

COURTESY OF CARL HANSEN & SØN
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カール・ハンセン&サン 東京本店 / 大阪 
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HAY(ヘイ)の「トゥーカラー」
「トゥーカラー」(ラウンドタイプ)<Φ120×H74cm>¥231,000/HAY
COURTESY OF HAY
 その名の通り、天板と脚のツートンカラーがおしゃれなHAY(ヘイ)の「トゥーカラー」シリーズ。デザインを手掛けたのは、色や素材への探究心にあふれたアーティストデュオ、ミュラー・ヴァン・セヴェレン。「トゥーカラー」は、テーブルとしての機能性を追求した素材使いや、空間を楽しげに彩る配色と、彼ららしいこだわりが詰まった作品となっている。
 こちらのラウンドタイプは、脚はすらりと細身なスチール製で、天板の丸みとは対照的なエッジを立たせたデザインが魅力。天板には、木質繊維を有機染料で着色してから成形する「バルクロマットMDF」を使用。強度と撥水性に優れた素材のため、汚れや傷がつきにくく、水をこぼしても安心。
 天板は、ライトグレー(脚はオークル)、グリーンミント(脚はオークルまたはアイボリー)、ブルー(脚はオークルまたはマルーンレッド)の3色。サイズはこちらの直径120cmのほか、直径105cmサイズもあり。

COURTESY OF HAY
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HAY JAPAN
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GUBI(グビ)の「エピックダイニングテーブル」
「エピックダイニングテーブル」(トラバーチン)<φ130×H74cm>¥1,312,300/GUBI(トリシュナ・ジバーナ)
COURTESY OF TRISHNA JIVANA
 コペンハーゲンのデザインデュオ、ガムフラテージが、古代ギリシャやローマ建築からインスピレーションを得てデザインした、デンマーク発の家具ブランド・GUBI(グビ)の「エピックダイニングテーブル」シリーズ。こちらは、ローマの「コロッセオ」でも使われている天然石でできた素材、「トラバーチン」を使用したラウンドタイプ。素材特有の凸凹とした模様はひとつ一つ異なるため、“一点もの”のような特別感も味わえる。
 円形の天板と六角形のベース、という幾何学的なモチーフからなる彫刻的なデザインも魅力。表面は石本来の質感や表情を活かしたマット仕上げで、カラーバリエーションは「ニュートラルホワイト」と「バーントレッド」の2色。天然石ならではの表情を愛でながら、上品で美しいダイニングの演出を楽しみたい。

COURTESY OF TRISHNA JIVANA
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トリシュナ・ジバーナ
TEL. 03-3234-3971
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ムートの「ベーステーブル」
「ベーステーブル」(ラウンドタイプ)<φ110×H73cm>¥256,300/ムート(マーケット)
©︎Muuto
 ムートの「ベーステーブル」シリーズは、木の天板に、アルミダイキャストのフレームという異素材を組み合わせたシンプルなダイニングテーブル。フィンランド出身のデザイナー、ミカ・トルパネンがデザインしたもので、テーブルとしての機能を追求した北欧らしい佇まいと、無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインで、あらゆるインテリアに心地よく調和してくれる。
 こちらはそんな「ベーステーブル」のラウンドタイプ。円形の天板ならではのやらかな印象は、ダイニングを穏やかに演出してくれるとともに、集う人との距離がぐんと近くに感じらるはず。
 フレームのアルミダイキャストには、屋外用に開発されたアクリル塗料を、粉体塗装で施すことにより、強度と耐久性を実現。4本の脚はすらりと細身ながら、しっかりと天板を支えてくれる。ブラックかホワイトのリノリウム仕上げの天板は、側面部分にあえて色を入れず、木の素材感を活かしているのもおしゃれ。フレームのカラーはブラックとホワイトの2色。

©︎Muuto
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マーケット
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アンドトラディションの「イン ビットウィーンSK11」

「イン ビットウィーンSK11」<φ90×H73cm>¥204,600~/アンドトラディション
COURTESY OF &TRADITION
 天板とベース、大きさの異なる2つの円が向かいあうようなデザインが印象的な、アンドトラディションのラウンドテーブル「イン ビットウィーンSK11」。デザインを手掛けたのは、木工作家でもあるデンマークのデザイナー、サミ・カリオ。木目が美しい天板は、成形合板技術と、木工基盤「ウッドターニング」で木材を回転させながら削り出す技術を掛け合わせて作られたもの。エッジ部分が裏面に向かって斜めに削られたやわらかなフォルムと、薄くて軽いのに丈夫、というテーブルとしての機能性を両立させている。
 マットブラック仕上げのベースはスチール製で、安定感も抜群。支柱が天板中央にあるため、椅子をセットした際にも足もとがごちゃつかず、すっきりとした印象に。天板の素材は、3つのカラーから選べるオーク材とウォールナット材の2種からセレクト可能。サイズは直径90cmと直径120cmの2種。

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アンドトラディション(林物産)
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