ジョルジオ・アルマーニのデザイン美学を紐解く「ARMANI/CASA展 ― 光と空間が描く、静かなエレガンス」が長野県御代田町の「MMoP」で5月6日(水)まで開催される。6月に銀座のアルマーニ / リストランテで開催される一夜限りの特別ディナー「4 Hands Dinner」もぜひチェックを

BY EMI ARITA

画像1: ジョルジオ・アルマーニが形にした
エレガンスの真髄に迫る
御代田町・MMoPの「ARMANI/CASA展」

 ジョルジオ・アルマーニがファッションを通して培った比例感覚や控えめな美しさ、素材に対する深い洞察。そこから生まれた家具や照明、テキスタイルなどのホームコレクションを展開するアルマーニ / カーザ。「エレガンスとは、人の目を引くことではなく、人の心に残ることである」というジョルジオ・アルマーニの思想を形にしたコレクションの数々は、ただ部屋を作るための物ではなく、その空間に流れる心地よい時間を演出し、日々の暮らしに研ぎ澄まされた感覚を呼び覚ましてくれる。
 4月25日から始まり、5月6日(水)まで開催される「ARMANI/CASA 展 ― 光と空間 が描く、静かなエレガンス」は、そんなアルマーニ / カーザの世界観を体感できるインスタレーションだ。

画像2: ジョルジオ・アルマーニが形にした
エレガンスの真髄に迫る
御代田町・MMoPの「ARMANI/CASA展」

 会場となるのは、浅間山の麓、豊かな自然が広がる長野県御代田町の写真美術館、MMoP。美しい光が差し込む大きな窓、開放感のある高い天井が広がる館内は、都会の喧騒から離れ、静かで心地いい時間が流れる。その空間で見るアルマーニ / カーザのコレクションは、装飾よりも構造、主張よりも余白、そして光と影の妙というアルマーニのデザイン美学を再認識させてくれる。

画像3: ジョルジオ・アルマーニが形にした
エレガンスの真髄に迫る
御代田町・MMoPの「ARMANI/CASA展」

 今回のインスタレーションの核となるのは、1982年にジョルジオ・アルマーニが自らデザインした、「Logo Lamp(ロゴランプ)」の展示。80年代のジョルジオ・アルマーニと言えば、『アメリカン・ジゴロ』や『アンタッチャブル』など、ハリウッド映画の衣装デザイナーとしても花開いた頃。「Logo Lamp」は、デザインに追われる日々のなか、スケッチをする手もとをやわらかく照らすランプを求めてデザインされた。
 内側から光が漏れる様子も美しいシェードは、手もとに光を的確に落としながらも、視界を遮らないよう計算し尽くされたもの。機能性と美しさの両立という、アルマーニのデザイン美学を体現したテーブルランプであり、ブランドのアイコンとして今なお人々を魅了する。会場ではオリジナルのほか、シェード部分を積層構造にした新作とミニサイズもあわせて展示されている。

画像: 光のグラデーションが美しい「Logo Lamp」の新作

光のグラデーションが美しい「Logo Lamp」の新作

 もうひとつの注目が、ミラノ、パリ、パンテッレリア、フォルテ・デイ・マルミ、サンモリッツ、サントロペに点在する、ジョルジオ・アルマーニの邸宅を撮影した写真展示だ。窓から差し込む美しい光とアルマーニ / カーザの家具が調和したそれぞれの邸宅。その心地よさが写真からも伝わると同時に、アルマーニの空間美学である「シンメトリー」と「陰影」というコンセプトが細部にまで宿っていることが伺い知れる。

画像: 2階の写真展示

2階の写真展示

画像: ジョルジオ・アルマーニの邸宅は全部で9カ所あり、そのうち6カ所の写真が展示されている

ジョルジオ・アルマーニの邸宅は全部で9カ所あり、そのうち6カ所の写真が展示されている

 会場には、降り積もる雪から着想を得た新作ファブリックを纏ったソファや、アールデコとオリエンタルのエッセンスを組み合わせたカップボードなども展示。自然光が差し込み、心地よい空気に包まれた空間で見るコレクションは、ショップで眺めるのとはひと味違った美しさを放つ。

画像: 「Logo Lamp」や新作は1階に展示されている

「Logo Lamp」や新作は1階に展示されている

画像4: ジョルジオ・アルマーニが形にした
エレガンスの真髄に迫る
御代田町・MMoPの「ARMANI/CASA展」

 また、6月17日(水)には、日本各地の食文化と向き合い、その土地に根づく思考や美意識、そして生産者との関係性をアルマーニの哲学と料理で表現するプロジェクト「47 Roots」の一環として、『「ARMANI/RISTORANTE」×「MANO」4 Hands Dinner』を銀座のアルマーニ / リストランテで開催。同インスタレーションの舞台となった長野県をテーマに、軽井沢のレストラン「MANO」のオーナーシェフ、西本竜一シェフを迎え、アルマーニ / リストランテのエグゼクティブシェフ、ブルノ・昼間シェフともに、一夜限りのコース料理をつくりあげる。

画像: (左から)MANOオーナーシェフの西本竜一氏、アルマーニ / リストランテのエグゼクティブシェル・ブルノ・昼間氏。 PHOTOGRAPHS:COURTESY OF GIORGIO ARMANI

(左から)MANOオーナーシェフの西本竜一氏、アルマーニ / リストランテのエグゼクティブシェル・ブルノ・昼間氏。

PHOTOGRAPHS:COURTESY OF GIORGIO ARMANI

 素材の味を引き出す薪火を使ったスペイン料理からインスピレーションを受け、「森」と「火」をテーマに自然と対話するように料理を構築する西本シェフと、素材の純度と調和の追求により、伝統的なイタリアンを洗練された一皿へと変える、ブルノ・昼間シェフ。素材の本質に向き合うという両者の哲学は、無駄をはぶき、素材本来の美しさを追求した、アルマーニの思想とも通じ合う。

 GWはインスタレーションで、6月は食で、アルマーニの美学を余すことなく堪能してみてほしい。

「ARMANI/CASA 展 ― 光と空間 が描く、静かなエレガンス」
会期:4月25 日(土)〜5月6日(水)
時間:10:00〜17:00
会期中定休日:4月28日(火)
場所:MMoP
住所:長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口 1794-1
公式サイトはこちら

「ARMANI/RISTORANTE」×「MANO」
4 Hands Dinner
開催日:2026 年6月17日(水)
場所:アルマーニ / リストランテ
住所:東京都中央区銀座 5-5-4 アルマーニ / 銀座タワー 10階&11階
時間:18:00, 18:30, 19:00
料金:ペアリング付きディナー¥45,000 (税サ込み)
TEL. 03-6274-7005(※予約で電話にて受付)
公式サイトはこちら

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