BY MALINA JOSEPH GILCHRIST, ANGELA KOH AND ISABEL WILKINSON, TRANSLATED BY TOMOHI HATA
7. 多様化するモデル
今シーズン、デザイナーは、ショーに起用するモデルをより包括的に選んだ。カニエ・ウエストは自身のブランド、イージーのショーにイスラム教徒のスカーフであるヒジャブをかぶったモデル、ハリマ・アデンを起用。ナイジェリア人デザイナー、マキ・オーのプレゼンテーションに出演したモデルは全員が有色人種。Jクルーは”リアル”な女性にフィーチャーし、トムのショーでは65歳のジャッキー・オーショネッシーがランウェイに登場した。またいくつかのショーでは、デザイナーはプラスサイズのモデルを起用した。マイケル・コースはアシュリー・グラハムを、プラスサイズ下着ブランドのレーンブライアントとのコラボを発表したプラバル・グルンは、キャンディス・ハフィンとマルキータ・プリングをキャスティングした。
8. もちろん、バレンタインデーをお祝い
毎年バレンタインデーは、ニューヨーク・ファッション・ウイークの最中にやってくる。そして今シーズンはバレンタインデーの当日に、EC大手のmatchesfashion.comがジュエリーデザイナーのデルフィナ・デレトレズとタッグを組み、愛がテーマのコラボコレクションを発表した。クロエ・セヴィニー主催の愛にあふれたカクテルパーティで、チョコレートとストロベリー、シャンパンとともに、ハート型のイヤリングやピンクのサファイヤ、パールとゴールドのジュエリーがお披露目された。