ブランドは、“自宅の室内装飾がカギ”。彼女のクリエーションとその世界観に迫る

BY ALEXANDER FURY, TRANSLATED BY CHIHARU ITAGAKI

画像: 「60年代に活躍したイラストレーターのカップル、レオ&ダイアナ・ディロンの作品は、昔からずっと好き!特にこのブックカバー!」 COURTESY OF LEO AND DIANE DILLON

「60年代に活躍したイラストレーターのカップル、レオ&ダイアナ・ディロンの作品は、昔からずっと好き!特にこのブックカバー!」
COURTESY OF LEO AND DIANE DILLON

 ちなみに、NYにあるアナのアパートの内装は、臆病な人には向かない。黒い壁に赤い床、ラッカー塗装された家具で構成されているのだ。NY・ブルームストリートにあるアナ スイのブティックも同じ意匠で、さらに彼女のシグニチャーカラーである紫が加えられている。紫は、アナが愛してやまないエリザベス・テイラーの瞳の色でもある。

画像: 「2017-18年秋冬コレクションのドレス。ノエル・カワードによる映画『Blithe Spirit』(1945年)に出てくる幽霊がインスピレーション源」 THOMAS LAU / LOUD & CLEAR MEDIA / COURTESY OF ANNA SUI

「2017-18年秋冬コレクションのドレス。ノエル・カワードによる映画『Blithe Spirit』(1945年)に出てくる幽霊がインスピレーション源」
THOMAS LAU / LOUD & CLEAR MEDIA / COURTESY OF ANNA SUI

 シーズンごとに提案するスタイルががらっと変わるブランドばかりの昨今にあって、自身の確固たるスタイルを貫き通すことで異彩を放っているアナ スイ。そのスタイルは、デザイナー本人の個人的な願望と密接にリンクしている。「オジー・クラークやザンドラ(・ローズ)の服を着たいと、ずっと思っていた」と語るアナ。その2017-18年秋冬コレクションは、まさに彼らのような60年代の伝説的デザイナーの作品を彷彿とさせるものだ。アナは言う、「デザインをすることで、自分の願いを叶えているようなものね」

画像: 「『遥か群衆を離れて』(1967年)のテレンス・スタンプ(とジュリー・クリスティ)を見るたび、心が震えるの」 MPTV IMAGES

「『遥か群衆を離れて』(1967年)のテレンス・スタンプ(とジュリー・クリスティ)を見るたび、心が震えるの」
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