バリ・バレ

もともと自身の名を冠したファッションブランドを展開していたバリ・バレは、2003年にアーティスティック・ディレクターのピエール=アレクシィ・デュマに依頼されて、試験的に数点のスカーフを作る機会を得る(「そのなかの一枚には、穴をあけてみたのよ。それを見た人たちは気絶しそうだったわ」とバレ)。ほどなくしてシルクのアトリエを任され、2009年より、プレタポルテ、アクセサリー、シューズ、ジュエリー、香水にいたるウィメンズの全部門を指揮している。現在はフォーブル・サントノーレの本社近くにあるパリ8区のアトリエと、パリから電車で南東に下って2時間の町、リヨンにある自社シルク工房の2カ所を行き来している。「シルクスカーフのデザインは、科学やアートみたいだって感じることがあるわ」とバレ。「まるで複雑なパズルを組み立てていくみたいでね。何百もの要素について考えながら進めていく必要があるの。しかもすべて同時にね」
PHOTOGRAPH BY OLIVER METZGER
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