「キャリアの初期に、(ミラノ拠点のオーストリア人デザイナーである)キャロル・クリスチャン・ポエルの下で数カ月インターンをしました。その翌年の2003年、(ミラノの運河地区である)ナヴィッリにある橋で行われたプレゼンテーションは、語り継がれるべき素晴らしさでした。『キャロルはモデルに橋の上を歩かせるのかな』と思っていたら、ひと組の靴が水に浮かび、そしてモデル全員が運河を漂い流れてきたんです。当時は巨大なコングロマリットが(ファッションを)支配しようとしていた時期だったので、独立系デザイナーがこのように表現することを詩的に感じました。彼はすべてが変わりつつあることを知っていたのですね」

COURTESY OF CAROL CHRISTIAN POELL, PHOTO: STEFAN ZEISLER
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