京都⽣まれ、京都育ちの⾷いしん坊、京都でおいしいものに出合いたければ、この⼈に聞けばハズレなし!そんなアマジュンこと天野準⼦の絶品満腹⼝福アドレス。今⽉は気になる新店を紹介。第2弾は「炭料理ひより」へ

TEXT & PHOTOGRAPHS BY JUNKO AMANO

御所南「炭料理ひより」

画像: クエの炭火焼き

クエの炭火焼き

 静かな住宅街に、大人好みの割烹やレストランが点在する御所南エリアに2025年11月にオープンした炭火割烹。
 店主の松本智樹さんは、祇園「炭火割烹 いふき」で5年半修行後、さまざまな飲食店で経験を積み、五条の魚割烹の料理長を経て、独立。自身の店では、炭火料理を主役にコースで和食をいただける。

画像: サワラの炭火焼き、ほうれん草とラフランスを添えて

サワラの炭火焼き、ほうれん草とラフランスを添えて

「魚や肉、野菜も、炭火は素材の持つ旨みを引き出すことができる料理法です」と、松本さん。炭火の扱いも、セオリー通りではなく、自分のスタイルを確立。魚を焼く場合、包丁を斜めに入れた切り身を寝かして焼くのが一般的だが、松本さんは直角に包丁を入れ、厚みのあるブロック状にカット。皮目を上、身を下にして立たせて焼くことで、しっとりレアな食感が残るように焼き上げる。

画像: しいたけの炭火焼き

しいたけの炭火焼き

 しいたけも、身がしぼまないように霧吹きをしながら焼くことが多いが、太白ごま油を拭きかけ、あえて水分を蒸発させてしぼませることで、旨みを凝縮。口に含むと香ばしい食感で、味わい深い。

画像: 水ダコの炙り

水ダコの炙り

 そのほか、生の水ダコに直接炭火を当てて、炙りに仕上げたり、炭床で焼く以外の使い方もいろいろ。揚げ物や季節の土鍋ごはんなど、炭火を使った料理以外も織り交ぜ、コースは11品前後登場。小ポーションを品数多く楽しめ、お腹も心も満たされる。

画像: 金目鯛とウニ。お造りも小ポーションで数皿楽しめる

金目鯛とウニ。お造りも小ポーションで数皿楽しめる

画像: とろりとした白子と山椒ソースがよく合うボラの白子のカツ

とろりとした白子と山椒ソースがよく合うボラの白子のカツ

画像: カウンター10席。雪見障子から奥の庭を望める

カウンター10席。雪見障子から奥の庭を望める

 店内は、伝統的な和の意匠を取り入れながらもコンテンポラリーな空間に。和紙職人ハタノワタルさんの柿渋和紙を貼ったカウンターテーブルの上には柔らかな光が降り注ぐライトを配し、カウンターに出された料理にだけにスポットが当たる工夫も。緊張感漂う数寄屋造りの割烹とはまた違った趣で、気負わず食事を楽しむことができる。

「炭料理ひより」
住所:京都市中京区竹屋町通御幸町西入ル毘沙門町542-2
営業時間:17:00〜22:00閉店
定休日:火曜
料金:コース¥16,000〜
TEL. 075-606-5160
公式インスタグラムはこちら

画像: 天野準子 生まれてこの方、碁盤の目と呼ばれる京都の街中暮らし。雑誌やWEBで京都にまつわるライティングやコーディネートを行っている。プライベートでは、強靱な胃袋を武器に日々、おいしいものをハント

天野準子
生まれてこの方、碁盤の目と呼ばれる京都の街中暮らし。雑誌やWEBで京都にまつわるライティングやコーディネートを行っている。プライベートでは、強靱な胃袋を武器に日々、おいしいものをハント

京都人・天野準子の「これ、おいしいから食べよし」記事一覧へ

▼あわせて読みたいおすすめ記事

T JAPAN LINE@友だち募集中!
おすすめ情報をお届け

友だち追加
 

LATEST

This article is a sponsored article by
''.