BY SAYAKO SAKAMOTO
「がごめ昆布」のエキスをつかった美容液、130年続く造り酒屋の手絞りの「酒かす」でできた化粧水など、スキンケアに使う素材のセレクトがユニークなコスメブランドの「shiro(シロ)」。肌や体に取り入れるものだからこそ、シンプルで毎日使いたくなるものをーー。そんなコンセプトのもと、国産にこだわり、丁寧なものづくりで自然の素材の良さを活かした製品が人気を集めている。
shiroの製品ラインナップには、スキンケア、メイクアップアイテムに加えて、ファブリックケアなどのホームプロダクトも。北海道・砂川の本店ではそれらがすべて揃い、スキンケアに使用している素材を用いた食事やドリンクを提供するカフェも併設している。そして今月、本店に続いて2店舗めとなる旗艦店が東京・自由が丘にオープンした。
地下と地上1階の2フロアからなる広々とした店内は、大きく分けて3つのコーナーがある。地下1階の「shiro」にはスキンケア、メイクアップ、フレグランスなどのコスメの全製品が並び、タッチアップスペースも充実。じっくりと製品を試すことができるのがうれしい。「shiro HOME」ではファブリックケアやホームプロダクトシリーズを展開。天然成分でつくられた洗剤や石鹸、ルームスプレーなど、いずれもやさしい使用感のラインナップで、毎日の家事もリラックスできそうだ。自由が丘店限定のトートバックやタンブラーなどのオリジナル雑貨も見逃せない。さらに、「shiro LIFE」では全国各地から選りすぐった食品を提案。がごめ昆布や、北海道工場でつくられた、道産子にはおなじみの「きびだんご」など、日本ならではの素材を味わう逸品を手にとることができる。
また今回、東京初出店となったカフェでは、季節の旬の素材を使ったスープやカレー、ビタミンたっぷりのコールドプレスジュースやスムージーなど、体がよろこびそうな多彩なメニューを提供する。自由が丘店でしか食べることのできない「あげパンプレート」も登場。ドリンクやあげパンなどの一部のメニューは、テイクアウト専用カウンターでの注文も可能だ。
”シンプル イズ ベスト”。いつの時代にも、素材そのものの良さや味わいに心地よさを感じるのは、作り手の思いが伝わるからだろう。自然の素材をシンプルに使ったshiroの製品がそろう自由が丘店で、お気に入りの一品に出合えるかもしれない。
shiro 自由が丘店
住所:東京都目黒区自由が丘2-9-14
アソルティ 1・B1階
電話: 03(5701)9146
営業時間:10:00~20:00
定休日: なし(年末年始を除く)
公式サイト