BY TOMOKO MANO, PHOTOGRAPHS BY SHINSUKE SATO
寝る子は育つ。赤ちゃんは寝るのも仕事といわれるほど、一日の半分以上眠っています(もちろん、ちっとも眠らないでパパママをへとへとにするのも赤ちゃんのお仕事!) 。赤ちゃんの眠る空間を快適にしつらえるアイテムも、喜ばれる贈り物のひとつです。スウェーデン南部の小さな町クリッパンで創業140年。糸を紡ぐところから製品化まで一貫生産にこだわり、丁寧につくられているのが「クリッパン」のブランケット。化学的な殺虫剤や抗生剤を使用せずに育てた羊の毛を使用しています。これからの季節におすすめなのは、より軽やかな、オーガニックのシュニールコットンのアイテム。クリッパンのブランケットは、モール状に加工された「シュニール糸」で織るため、表面にループが出ないので、そのさらりとした肌触りとほどよい弾力、適度な厚みが魅力です。
ブランケットは、赤ちゃんの気持ちのいい眠りをサポート。寝ている赤ちゃんにかけるだけでなく、大きいサイズなら、目覚めた赤ちゃんがフロアで遊ぶときに敷くのにもよし。ミニサイズなら、おむつ替えのときにさっと敷いてもよし。初夏から真夏の時季のお出かけにも、空調の効きすぎた場所でも、一枚あると安心です。もちろん、ベビーカーに乗せてお散歩するときの、ちょっといい“見せブランケット”としても大活躍。洗濯機でザブザブ洗えてお手入れが簡単なのも、赤ちゃんのいる家庭への贈り物にぴったりです。北欧らしい色のトーンやデザインもモダンでキュート、しかもリバーシブル。3サイズあって使い分けできるので、贈る方の希望や事情に合わせて選んで。
同じくオーガニックのシュニールコットンを使ったぬいぐるみたちも、贈り物のベストチョイスのひとつ。ふわふわもこもこの触り心地、ユーモラスな表情のクマやネコたち。こちらも、汚れたら丸ごと洗濯機で洗えます。ベビールームでもお出かけのときも、いつでも一緒に。赤ちゃんに最初のお友達をプレゼント。
問い合わせ先
エコンフォートハウス
TEL. 03(6805)1282
公式サイト
高知県の良質なヒノキを一年間自然乾燥させてから、子どもたちのおもちゃに生まれ変わらせたのが、「山のくじら舎」の木製の知育玩具。作っている職人はほぼ女性、子育て中のスタッフも多く、ひとつひとつ小さなパーツにまで、子どもたちを注意深く見守る愛情が注がれています。
この「あいうえおつみき」は、無色透明の米ぬかワックスで、高知産のヒノキをなめらかな木肌に磨き、角にも丸みをもたせています。最初はにぎったり、転がしたり。それから、積んだり転がしたり。絵を見て動物やものの名前を知ったり、カルタのように楽しんだり。やがて、ひらがなを読めるようになると、絵と組み合わせて短い物語を作ったりと、遊び方もさまざまに広がります。自然な流れの中で、遊びながら学び、知力と創造性をのびやかに育んでいく。カタカナやローマ字も刻まれており、子どもたちの成長に長期間寄り添うことのできる積み木です。
祖父母から孫へ、親類や友人同士、職場のチームからなど、合同で贈るにもよい品です。
問い合わせ先
山のくじら舎
TEL. 0887(34)4500
公式サイト