BY HIROKO NARUSE, PHOTOGRAPHS BY MASANORI AKAO, STYLED BY TOMOKO IIJIMA
ブシュロン
時代を超越して進化する、
クラスプのないネックレス

1879年にブランド創始者のフレデリック・ブシュロンが考案した留め具のないネックレスは、誰の手も借りず自由に着脱できる革新性が、女性たちの間で大きな評判を呼んだ。その形態から「クエスチョンマーク ネックレス」と呼ばれるピースは、抜群の装着感と相まって、メゾンのシンボルに進化をとげる。このネックレスは、パリの街を彩る蔦(つた)がモチーフ。計約38.94ctのラウンドカット ダイヤモンドがあしらわれている。施されているテクニックも、注目に値する。一部の葉の下にコイル式バネを配して、身につける人の動きに合わせて葉がかすかに揺れる、トレンブラン技法が用いられている。また形状記憶の特性のある合金ニチノールを用いることで、扱いやすさが向上。現代感覚を先取りしたしなやかなネックレスが、時空を超えて心に寄り添う。
“リエール ドゥ パリ”ネックレス〈WG、ダイヤモンド、ニチノール〉¥114,180,000(予定価格)/ブシュロン
BOUCHERON
LIERRE DE PARIS
FRANCE
WG, DIAMONDS, NITINOL
23×15cm
ブシュロン クライアントサービス
TEL.0120-230-441
ミキモト
らせん状の柔らかなリボンで、
コンクパールをやさしく包み込むように

今年の6月、パリ・オートクチュール・コレクションの時期に合わせて発表された、新作ハイジュエリーコレクション「The Bows」。さまざまなリボンや結び目に想を得た作品の中から、計約23.58ctのダイヤモンドで表されたリボンの間に、コンクパールを織り込んだようなネックレスに着目しよう。リボンの柔らかさを金属で表現するというコンセプトが、今にも揺れそうなセンターのリボンの浮遊感に象徴されている。ダイヤモンドをセッティングした二重らせんの間に配されたコンクパールは、カリブ海に生息するピンク貝から採取される稀少性の高い天然真珠。独特の火焔模様のある濃いピンクが神秘的といわれる。約3.8~6.9㎜のコンクパール21個をグラデーションであしらった気品ある佇まいに宿る、静謐な美しさが胸にせまる。“The Bows”ネックレス〈WG、ダイヤモンド、コンクパール〉¥82,500,000(予定価格)/ミキモト
MIKIMOTO
THE BOWS NECKLACE
2024 JAPAN
WG, DIAMONDS, CONCH PEARLS
22×15cm
ミキモトカスタマーズ・サービスセンター
TEL.0120-868-254
※この特集に掲載の作品のサイズは、編集部計測による縦×横のおおよその最大値です。
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