フードライター北村美香が自信をもっておすすめする美味の店。その技と思いを凝縮した「食べるべきひと皿」とともに、おいしさの理由をひもとく連載第8回

BY MIKA KITAMURA, PHOTOGRAPHS BY KATSUMI OHYAMA

画像: 大塚健一シェフ、敬子マダム。「食材が新鮮なので、毎日わくわくしながら料理してます!」とシェフ

大塚健一シェフ、敬子マダム。「食材が新鮮なので、毎日わくわくしながら料理してます!」とシェフ

 メインディッシュには、蝦夷鹿や北海道の新しいブランド牛「星空の黒牛」のステーキを。蝦夷鹿は、名人ハンターが「鹿自身が撃たれたことに気付かないように撃っている」ため、野生鹿によくある臭みなどは一切なし。清らかで脂分が少なく、するりと胃に収まる。「星空の黒牛」はシェフが最近好んで使う、旨味のある牛肉。どちらも薪窯で焼いてくれる。

 食後のお楽しみとして、春ならいちご、初夏ならブルーベリーなど、北海道のフルーツが楽しめる魅惑的なデザートも登場する。だが、ここのデザートの定番「グレープフルーツのプリン」ははずせない。マダムの敬子さん(もともとパティシエです)のオリジナルで、20年以上作り続けている。いつも迷うのだが、やはりどうしても浮気できない。この完成された美味しさは、ほかでは味わえないから。

画像: 「グレープフルーツのプリン」 ほんのり苦みの効いた味わいと、なめらかな口当たり。「ル・ゴロワ 人気メニューコース」ほかで

「グレープフルーツのプリン」
ほんのり苦みの効いた味わいと、なめらかな口当たり。「ル・ゴロワ 人気メニューコース」ほかで

 北海道といえば夏、と思いがちだが、秋の幻想的な風景も、冬の銀世界も素晴らしい。北海道民となった大塚夫妻の、北の大地に根ざした味。お皿には北海道が山盛りだ。

画像2: Vol.8
この店の、このひと皿。
「ル・ゴロワ フラノ」の
旬菜 ル・ゴロワ風サラダ

ル・ゴロワ フラノ
住所:北海道富良野市中御料 新富良野プリンスホテル敷地内
営業時間:12:00〜13:30(LO)、17:30〜20:30(LO)
定休日:月・火曜
電話: ︎0167(22)1123(予約専用)
※ランチ、ディナーともにコースのみ。要予約
公式サイト

 

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