BY TOMOKO MANO
世の中にも、そして自分やまわりの人にも、今年もいろいろなことがありました。そろそろホリデー・シーズンの準備をスタートしましょう。気が早いと思いきや、クリスマスケーキの予約はもう始まっています。気兼ねなくテーブルを囲む機会が少なくなった昨今ですが、だからこそ、クリスマスには「元気ですか?」「幸福を祈っています」「いつもありがとう!」などの気持ちを添えて、大切な人のテーブルへ特別なケーキを届けてみませんか? 箱を開けたら笑顔と歓声が広がるような素敵なケーキ厳選10点をご紹介します。
ピエール・エルメ・パリ
同時代のひとたちが喜ぶことを、いつもひと早く形にしてくれる「ピエール・エルメ・パリ」。今年はイチ早く、オンラインから日本国内どこにでもお届けできるアントルメ‟ノマド”コレクションを実現。クリスマス・シーズンに登場するのは「ノマド フレーズ ピスターシュ」。とろけるようななめらかさのピスタチオ入りマスカルポーネクリーム、そこへアンフィニマン ピスターシュのパートサブレがさくさくと軽やかにリズムを刻み、さわやかなイチゴのアクセントが効いて、絶妙なハーモニーが口のなかいっぱいに広がります。オンラインから配送可能。冷凍で届くので、相手の方のお好みのタイミングで楽しんでいただける。世界的なパティシエールのケーキに、誰もが心躍るはず。離れて暮らす家族や友人へ、なかなか会えないけれども大切なご縁で繋がる方へ、クリスマスに口福とともに想いを届けて。
ウェスティンホテル東京
ウェステインホテル東京の「プティノエル コレクション」は、4.5cm×15cmの小さめサイズに仕上げられたブッシュドノエルスタイルのケーキがズラリ6種類。サイズは小ぶりなぶん、細部まで緻密に仕上げられたケーキは息をのむような美しさ。クオリティと技術の高さがうかがわれます。おひとり様で楽しむにもぴったり、ズラリと並べて皆でゲーム感覚で選ぶのも楽しい。お酒のきいた大人好みのものから、アルコール不使用の優しい味までバリエーションも豊富なので、贈る相手に思いを巡らせ、選びたい。コンパクトで崩れにくく、持ち運びも楽なので、ホリデー・シーズンの手土産や差し入れにも。
ストリングスホテル東京インターコンチネンタル
クリスマスの夜にふさわしい、純白の雪山を思わせる可憐なたたずまい。真っ白な山を切り分けた瞬間、中から鮮やかな苺の層が顔を覗かせ、華やいだ雰囲気に。そんなサプライズも楽しい“苺のショートケーキ”のスポンジはきめ細やかでしっとりふわふわ、生クリームは二種を使い分け、表面は軽やかに、層の部分はとろりとコク深く。酸味と甘味、水分のバランスも最高の「とちおとめ」がたっぷりとサンドされ、シンプルながら奥深く、洗練された味わいが楽しめます。品川駅直結と、仕事帰りに立ち寄りやすいアクセスもポイント。
グランドハイアット東京
クッキーで作る高さ約35cmのダイナミックなお菓子の家「グランドヘクセンハウス」。お菓子
の家とショートケーキという気の利いた組み合わせで、初登場。お菓子の家は、12月1日(水)からひと足先に受け取り可能。届いたら、クリスマス・デコレーションとしてお部屋に置いて楽しんで。後日受け取り可能のショートケーキは、ブルーベリーやラズベリーとリキュールを合わせて作った自家製ベリーシロップをしみ込ませたしっとり芳醇なスポンジで、華やかな味わい。子どもも大人も一緒になって楽しめる組み合わせは、小さなお子さんのいるファミリーや、お孫さんへの贈り物にもぴったり。
パレスホテル東京
米粉100%で作り上げたビュッシュ ド ノエル。小麦粉や卵は使用せず、カカオの風味豊かに仕上げられている。とろりとしたバタークリームでデコレーションしたシックなケーキの上には雪の結晶や木の蔦に見立てたショコラが飾られ、楽しいムードを盛り上げます。「アレルギーなどの理由で、一般的なケーキを食べられないお子さまにも、ご家族と一緒にクリスマスケーキを楽しんでもらいたい」とペストリーシェフの窪田修己氏が、思いをこめて試作を重ねて仕上げた一品。