BY MARI KATSURA
「中国菜 エスサワダ 西麻布」の黄金色に輝く仏跳醬!
大阪のミシュランの星を持つ「中国菜 エスサワダ」の西麻布店に、食材も稀少なうえあまりにも手間暇がかかるため、100食限定という仏跳醬(ぶっちょうしょう)が、7月15日からの開店2周年を記念したコースに初お目見え。香港や台湾でもなかなか出合えない本格的なスープは、完成に4週間ほど要するそうだ。夏バテにも美肌にも嬉しい美味。黄金色に輝くスープが五臓六腑に染み渡り、おいしさと幸福感で満たされる。ああ、そして干し鮑の食感たるや!香りを楽しむスープでもあり、この香りに修行中の僧侶も壁を超えて来る、というのが名の由来だとか。
香港の福臨門酒家での修行を経た澤田州平シェフが熟考したコースの、鮎の春巻きやシグネチャーのクリスピーチキンも、フカヒレ土鍋ご飯もすべてツボなので、記念日などにもおすすめ。3日前までの予約が必要です!
中国菜 エスサワダ 西麻布
住所:東京都港区西麻布3-17-25 KHK西麻布ビル1F
営業時間:ランチ 火~土 12:00~15:00(最終入店13:00)
ディナー 月~土 17:00~23:00(最終入店20:00)
定休日:日曜
TEL. 03(5786)0788
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桂まり
雑誌「SPUR」「eclat」などで、フード&トラベル、インタビュー記事を担当するライター。趣味は世界各国で料理教室に行くこと。温泉保養士。Instagramはこちら