BY EMI ARITA
カッシーナの「エゾソフト」
「エゾソフト」(3人掛け、右ハイバック)¥1,881,000〜/カッシーナ
COURTESY OF CASSINA IXC.
ミラノを拠点に活躍する建築家・デザイナーのアントニオ・チッテリオがデザインした、カッシーナの「エゾソフト」は、流線型のフォルムのシートがなんとも個性的。1960年代のイタリアンモダンを彷彿させる遊び心あふれるデザインで、オブジェのようにリビングを彩ってくれる。
カッシーナ・ラボの研究により開発された循環系素材の生物由来のポリオールを含むポリウレタンフォームや、リサイクルPETを採用したクッションには、ほどよいボリューム感があり、長時間座っていても快適。3シーターのほか、一人掛けのラウンジチェア、ベンチ、オットマンなど全8つのモジュールがあり、L字レイアウトを組むことも可能。フレームはアルミのグロッシー仕上げとマットアントラサイト塗装の2種、張地は豊富なカラーが揃うレザーやファブリックからセレクトできる。

COURTESY OF CASSINA IXC.
カッシーナ・イクスシー 青山本店
TEL. 03-5474-9001
公式サイトはこちら
ヴィトラの「ポルダー コンパクト」

「ポルダー コンパクト」¥999,900/ヴィトラ
COURTESY OF VITRA
アシンメトリーなデザインが個性を放つ、ヴィトラの「ポルダー コンパクト」。デザインを手掛けたのは、色や素材に関する専門的な知識を持ち、ヴィトラ製品全体のカラーや素材のディレクションも担当するオランダ出身のデザイナー、ヘラ・ヨンゲリウス。その専門性を活かし、色や織り、異なる質感の生地のクッションを組み合わせることで、左右非対称のデザインをより一層引き立てている。
カラーバリエーションは、調和の取れたグラデーションで彩られたレッド、グリーン、グレー、ブルーベースの全4色。左右アームいずれかをセレクトできるほか、別売りのオットマンと組み合わせることも可能。幅225cmとコンパクトなサイズのため、省スペースに収めたい時にもおすすめ。個性的なデザインとファッショナブルなカラーで、自分らしくリビングのコーディネートを楽しみたい。

COURTESY OF VITRA
ヴィトラ
TEL. 0120-924-725
公式サイトはこちら
ザ・コンランショップの「RONDO 3S SOFA」
「RONDO 3S SOFA」¥2,530,000/ザ・コンランショップ
COURTESY OF THE CONRAN SHOP
ロンドンの家具デザイナー、ルーシー・クレインと、イタリアのデザインハウス、モリナリ・リビングのコラボレーションにより生まれた、ザ・コンランショップの「RONDO 3S SOFA」。インパクト抜群なボリューミーなシートは、ボクシングのサンドバッグから着想を得たもの。そのシートとは対照的なブラックメタルのシャープな脚とのコントラストも印象的。
ふっくらと体を包み込む柔らかなシートを覆うのは、革本来の自然な表情と柔軟性を持つ上質なタンニンレザー。トスカーナ地方にある革工場で、化学物質を使用しない伝統的な植物タンニンなめし製法によって作られている。大胆なフォルムだけでなく、使い込むほどに風合いが増すレザーの経年変化が、さらなる個性を引き出してくれるはず!

COURTESY OF THE CONRAN SHOP
ザ・コンランショップ
公式サイトはこちら
ハーマンミラーの「ウィルクス モジュラーソファ」

「ウィルクス モジュラーソファ」(2人掛け)¥563,200/ハーマンミラー
COURTESY OF HERMAN MILLER
アメリカの四角いガムのお菓子「チクレットガム」を椅子の形に並べたような個性的なデザインから、“チクレット”の愛称でも親しまれている、ハーマンミラーの「ウィルクス モジュラーソファ」。デザインを手掛けたのは、1970年代にハーマンミラーに勤務していたレイ・ウィルクス。当時革新的だった発泡形成技術を用いて、丸みを帯びた滑らかなフォルムのクッションの形成に成功。1976年、そのクッションから成る「ウィルクス モジュラーソファ グループ」が誕生し、ポストモダンデザインの先駆け的存在となった。
座面と背もたれの角度は105度で組み合わせされており、絶妙に体にフィット。隙間なくギュッと中身が詰まったクッションは凹んだり、型崩れしないうえ、程よく体が沈み込むもっちりとした感触も一度体験したら虜に。シートのほか、サイドテーブルやアームユニットなどモジュールも豊富に揃い、最大6シートまで連結が可能。張地はイエローやレッド、ブルーなどの鮮やかなカラーからベーシックカラーまで、多彩なバリエーションからセレクトできる。

COURTESY OF HERMAN MILLER
ハーマンミラーストア 丸の内
TEL. 03-3201-1820
公式サイトはこちら
アクタスの「アイラーセン プレイグラウンド」

「プレイグラウンド ソファ バックフォームクッション 2pcs set」¥394,900〜/アイラーセン(アクタス)
COURTESY OF ACTUS
リビングのコーディネートをシーンや気分に合わせてもっと自由に楽しみたい、という人にもぴったりなのが、こちらの「プレイグラウンド」。アクタスでも人気を誇る北欧の老舗ソファブランド「eilersen(アイラーセン)」のデイベッド型のソファで、背もたれのバッグフォームクッションは、自由に動かせるのが特徴。
座面と接するクッションの底面には滑り止め加工がされており、体重をかけても滑らず快適。左右いずれかの端に配置して足を伸ばして座ったり、真ん中に置いてクッションを囲むように座ったり......と、使い方は自由自在。クッションの配置次第で、いかようにも座る場所を変えられるので、ソファそのものの配置も自由度が増し、幅広いコーディネートを楽しる。張地を豊富なカラーが揃うファブリックやレザーから選べるほか、本体サイズも幅180cm×奥行95cm〜幅220cm×奥行115cmまで、全5種からセレクト可能。使い方も見た目も、自分らしいスタイルが楽しめる個性派ソファで、理想のリビングを叶えて。

COURTESY OF ACTUS
アクタス
公式サイトはこちら
マジスの「リアーチェ」
「リアーチェ」(4人掛け)¥3,080,000〜/マジス
COURTESY OF MAGIS JAPAN
ふっくらとボリュームのある背もたれと座面、それらを支えるホワイトブロンズ製のフレームとのコントラストが美しい、マジスの「リアーチェ」。デザインを手掛けたのは、世界的なインテリアブランドで家具デザインを手掛ける、パリのデザインデュオ、ロナン&エルワン・ブルレック兄弟。こちらは、背もたれと座面が大きく弧を描くようにカーブした4人掛けタイプ。彫刻的な曲線美で魅了するエレガントなソファは、リビングの主役にもぴったり。
幅342cmとゆったりと座れるワイドサイズながら、独立した背もたれと座面、そして細身のフレームと抜け感のあるデザインにより圧迫感がないのも魅力。肘に絶妙にフィットする有機的なフォルムのアームレストや、丸くなったフレーム先端もおしゃれ。張地は豊富なカラーが揃うファブリックからセレクト可能。

COURTESY OF MAGIS JAPAN
マジス ジャパン
公式サイトはこちら
イデーの「AO SOFA」

「AO SOFA (2) Navy」¥89,900/IDÉE
COURTESY OF IDÉE
低めの座面に丸みのあるアイコニックなフォルムが魅力的な、イデーの「AO SOFA」。イデーでプロダクトデザイナーを務めていたデザイナーの岡嶌要が2003年にデザインしたソファで、日本の住宅でも使いやすいミニマルなサイズ感と、遊び心あふれる個性的なフォルムで、発売から20年以上経った今なお、人気を誇る。
幅140cmとコンパクトなサイズながら、アームがないため見た目以上にゆったりと座れるのも特徴。アッシュ材の細身の丸脚が、床からシートを浮かせることで、すっきりと軽やかな印象のコーディネートを楽しめる。北欧家具やヴィンテージ家具とも相性よく、ミッドセンチュリースタイル好きにもおすすめ。カラーはどんなスタイルにも馴染みやすい、チャコール、グリーン、ネイビー、グレーの全4色。

PHOTOGRAPH BY Akiko Baba
IDÉE(イデー)
公式サイトはこちら
GUBIの「バスケット ソファ」

「バスケット ソファ」(3人掛け)¥1,312,300~/GUBI(メトロクス)
COURTESY OF METROCS
その名の通り籐編みの“バスケット”がシートを包み込んだような、個性あふれるデザインの「バスケット ソファ」。1960年代のイタリアンデザインを牽引したデザイナー、ジョエ・コロンボが1967年に、伝統的な籐籠編みに敬意を表してデザインした名作。
バリエーションは3シーター、2シーターのソファタイプのほか、ラウンジチェア(1シーター)の全3タイプ。単体使いから複数タイプの組み合わせまで、幅広いコーディネートを楽しめる。張地は豊富な素材とカラーからセレクト可能。伝統的な技法により、短冊型と楕円形の籐が交互に編まれた美しい“バスケット”と、ぽってりとした丸みのあるシートを融合させたユニークなソファで、ラグジュアリーリゾートのような、リラックスムード漂うリビングを目指して。

COURTESY OF METROCS
メトロクス
TEL. 03-5777-5866
公式サイトはこちら
▼あわせて読みたいおすすめ記事