NYを拠点に活躍し、話題のスポットを数々手掛ける建築家。そのインスピレーションの源を、彼自身が秘蔵のプライベート写真とともに紹介する

BY LESLEY M.M. BLUME, TRANSLATED BY NHK GLOBAL MEDIA SERVICE

画像: © SCALA, FLORENCE / AMANAIMAGES

© SCALA, FLORENCE / AMANAIMAGES

「イタリア人建築家カルロ・スカルパが設計した、イタリアのヴェネト州にあるブリオン家の墓地。すばらしいディテールでこれほど見事に20世紀建築を体現した作品をほかに知らない」

画像: PASCAL DELOCHE / DPA / ZETA IMAGE

PASCAL DELOCHE / DPA / ZETA IMAGE

「昨年、僕はパートナーと一緒に、パリのサント・シャペル教会にヴィヴァルディのサンセット・コンサートを聴きにいった。終わったあとは、夜空の下でホットワインとクレープを楽しんだ。あれは最高の一日だったよ」

画像: PHOTOGRAPH BY MARK COCKSEDGE

PHOTOGRAPH BY MARK COCKSEDGE

「昨年僕たちが手がけた、ジョルジュ・オスマンがパリ改造に取り組んだ時代のロテル・パルティキュリエ(プライベート・ホテル)。椅子は肖天宇、スツールはフィリップ・スタルクによる作品。階段はオリジナルのデザイン」

画像: (写真左)PHOTOGRAPH BY WESTON WELLS(写真右)PHOTOGRAPH BY LAUREN POGGI

(写真左)PHOTOGRAPH BY WESTON WELLS(写真右)PHOTOGRAPH BY LAUREN POGGI

(写真左)「新しいアパートの部屋を最初に見にいったとき、『僕が持っているロン・ナグルの彫刻は、ここにぴったりだ』と思った」
(写真右)「僕の家にあるワイアット・カーンの2011年作品『グッド・オッズ』。バカラのデカンタとグラスは、パートナーがくれたもの。僕の人生の中でいちばんうれしかった贈り物だね」

画像: ©Disney / COURTESY OF RAFAEL DE CÁRDENAS

©Disney / COURTESY OF RAFAEL DE CÁRDENAS

「この写真は僕のベッドルームに飾ってある――僕が3 歳か4 歳のときに撮ったものだ。このドナルドダックの貯金箱は、今も持っている」

画像: (写真左)FIRSTVIEW (写真右)FLOTO + WARNER

(写真左)FIRSTVIEW (写真右)FLOTO + WARNER

(写真左)「カルバン・クラインの1999年春夏メンズ・コレクションのために僕がデザインしたルック。マッスルTシャツを作ろうというアイデアから始めて、バターみたいに柔らかくクリーミーなレザーで仕立てた」
(写真右)「僕がデザインしたニューヨークシティのペントハウスにあるアーティスト集団AVAFによる壁画。階段部分の物理的制約を超越した空間の広がりを感じさせるところが気に入っている」

画像: (写真左)FORWARD ASSOCIATION / MASHA LEON (写真右)COURTESY OF ULTRA MODERNE

(写真左)FORWARD ASSOCIATION / MASHA LEON (写真右)COURTESY OF ULTRA MODERNE

(写真左)「ホロコーストを逃れ、真珠湾攻撃の前のアメリカに渡ったマーシャ・レオン。彼女は大統領夫人のエレノア・ルーズベルトに手紙を書いて市民権を与えられ、のちにニューヨークでソサエティ・コラムニストになった。いかにもアメリカらしい話だ」
(写真右)「デンマークのヴェルナー・パントンが1990年代にIKEAのためにデザインしたチェア。椅子の歴史を見渡しても、こんな作品はほかに見あたらない」

画像2: COURTESY OF RAFAEL DE CÁRDENAS LTD. / ARCHITECTURE AT LARGE

COURTESY OF RAFAEL DE CÁRDENAS LTD. / ARCHITECTURE AT LARGE

「僕のオフィスに飾ってあるスイス人アーティストのルイーザ・ガリアルディの作品『11:30 P.M.』と、ホイットニー・ヒューストンのアルバムで作ったウィジャボード(霊界との交信に用いる文字盤)。僕は臆病で、あの世から霊を呼び出すなんてムリだから、一度も使っていない」

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