来し方行く末に思いを馳せながらひとり、ゆるりと旅に出る。自由気ままに過ごす至福の日々は、旅心を誘う腕時計とともに。現実に戻る時間は、まだ少し先だ

BY NORIO TAKAGI, PHOTOGRAPHS BY TAKEMI YABUKI(W), STYLED BY KOHTA KAWAI, HAIR & MAKEUP BY KOSUKE ABE(TRAFFIC), MODEL BY KOU, EDITED BY SATOKO HATAKEYAMA

画像3: その腕時計は、
旅の記憶を刻む

 靴ひもをギュッと締め、まだ見ぬ街へと繰り出す。腕ではGMTも装備した世界最薄のクロノグラフが、旅の時を刻む。ケースもブレスレットもダイヤルもチタン製。6.9mm厚という薄さと相まって驚くほどに軽く、街歩きの足取りを一層軽快にする。

ブルガリ「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT オートマティック」¥1,920,000
<42mm/チタン、自動巻きムーブメント、チタンブレスレット>
ブルガリ ジャパン
TEL. 03(6362)0100

ニット¥30,000/スローン
インター ナショナルギャラリー ビームス
TEL. 03(3470)3948
パンツ¥46,000/ベルナール ザンス
ビームス 六本木ヒルズ
TEL. 03(5775)1623
靴¥157,000/ジェイエムウエストン
ジェイエムウエストン 青山店
TEL. 03(6805)1691
スーツケース¥71,000/リモワ
リモワクライアント サービス
TEL. 072(994)5522
バッグ¥217,000/ゴールデン グース
ゴールデン グース東京店
TEL. 03(6803)8272

画像4: その腕時計は、
旅の記憶を刻む

 日付変更線を越えて旅をしていても、地球の同じ半球にいさえすれば、今の空に浮かぶ月の形は同じ。月齢に基づく太陰暦は、地球のどこであっても変わらない。エルメスは今年、この幻想的な月の満ち欠けの様子を、今までにない手法で腕時計に写し取ってみせた。ダイヤルの上下に、マザーオブパール製のふたつの月を配置。これらを時刻と日付の各表示をつかさどるインダイヤルが、59日で1周しながら少しずつ隠し、今の空にある南北両半球の月の形を表す仕掛けだ。つまりふたつのインダイヤルは、月に届く太陽の光を遮り、満ち欠けさせる地球と同じ役割を果たしているのだ。ふたつの月の背景で独特の質感を浮かべているのはメテオライト、すなわち隕石。壮大な天空の営みをなぞらえたダイヤルに用いるに、まさにふさわしい。

エルメス「アルソー ルゥール ドゥ ラ リュンヌ」¥3,200,000
<43mm/K18WG、自動巻きムーブメント、アリゲーターストラップ>

「ツールボックス」
リング<SS>¥25,000、ブレスレット<SS>¥50,000、万年筆¥185,000、ペンケース¥40,000、レザートレイ¥68,000/エルメス
エルメスジャポン
TEL. 03(3569)3300

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