長く人々に愛され続けているアイコニックなフラワーモチーフ。その尽きることのないパワーを、独自の精巧なカットが施されたダイヤモンドの澄み切った輝きで表現したネックレスが誕生

BY NANCY HASS, PHOTOGRAPH BY PAULINE CARANTON, PHOTO ASSISTANT: BENJAMIN ACHOUR, SET DESIGN BY CAMILLE LICHTENSTERN, SET DESIGNER’S ASSISTANT: CAMILLE POGU, TRANSLATED BY CHIHARU ITAGAKI

画像: ネックレス「リバティ」〈WG、PT、ダイヤモンド、エメラルド〉¥327,030,000(参考価格)/ルイ・ヴィトン ルイ・ヴィトン クライアントサービス TEL.0120-00-1854

ネックレス「リバティ」〈WG、PT、ダイヤモンド、エメラルド〉¥327,030,000(参考価格)/ルイ・ヴィトン

ルイ・ヴィトン クライアントサービス
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 慎ましいトランク製造業をヴィクトリア時代の巨大ビジネスに育て上げたルイ・ヴィトン。1892年に彼が亡くなり、その4年後、息子のジョルジュは、四つ葉のフラワーモチーフが連なる柄を考案した。自社の製品を、広く出回っていたコピー商品と区別するためだった。

 このフラワーモチーフは、中世風の簡素さ、ネオゴシック様式の優美さ、それに当時とても趣味がよいとされていたジャポニズムが結びついてできたものだ。

 今もルイ・ヴィトンのデザインにはこのモチーフがあしらわれ続け、建築家のフランク・ゲーリー、アーティストの草間彌生や村上隆らとのコラボアイテムにも使われている。

 今季、ルイ・ヴィトンのウォッチ&ファインジュエリー部門のアーティスティック・ディレクターであるフランチェスカ・アムフィテアトロフは、このシンボルの尽きることのないパワーを表現する新たな方法を見いだした。それがこの、まばゆいホワイトゴールドとプラチナのビジューネックレスを飾る、ブランド独自の精巧なカットが施されたダイヤモンドだ。

 中央で輝くエメラルドの真上には、カスタムカットのダイヤモンド195個に囲まれて、多数のファセットをもつ2カラットのダイヤモンドがセットされている。このフラワーシェイプのダイヤモンドは、ルイ・ヴィトンという歴史あるメゾンが現状に甘んじるのを潔しとしないことの、繊細だがダイナミックな証しになっている。

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