京都⽣まれ、京都育ちの⾷いしん坊、京都でおいしいものに出合いたければ、この⼈に聞けばハズレなし!そんなアマジュンこと天野準⼦の絶品満腹⼝福アドレス。今月は「アジアな町家店」を紹介。第2 弾は「カンフー餃子 水餃子と南アフリカワイン」へ

TEXT & PHOTOGRAPHS BY JUNKO AMANO

御所南「カンフー餃子 水餃子と南アフリカワイン」

画像: 自家製ラー油やパクチーソース、醤油、酢はお好みで。餡にしっかり味がついているので、そのままでもおいしい水餃子5個¥600

自家製ラー油やパクチーソース、醤油、酢はお好みで。餡にしっかり味がついているので、そのままでもおいしい水餃子5個¥600

 京都・北山のレンタルキッチンで月1営業をしていた大好きな店が、ついに実店舗をオープンした。実は店主、秋山泰史さんの本業はデザイナーで、餃子を作るのが昔から好きだったそうで、ひとまず月1営業を始めたところ、毎回満席の大盛況に。餃子は皮から手作りで、キュウリ入りやよだれ鶏風など、変わり種も多い。基本の餃子餡にもタイのオイスターソースを使用するなど、中華の餃子とはひと味違うおいしさだ。

画像: 刻み大葉がたっぷり入った大葉の焼餃子5個¥600

刻み大葉がたっぷり入った大葉の焼餃子5個¥600

 店舗は、築年数不明の古民家を改装。元はたばこ屋さんだったそうで、「たばこ屋さんがあるのも街の風景の一つ」と、たばこを対面で販売する小窓や今は使われなくなった自動販売機もそのまま残されている。カンフー餃子という店名ながら、真っ赤なテントにタイ語が書かれているのも謎を呼ぶ。実は秋山さんは年4回タイに行くほどのタイ好きで、餃子以外のアラカルトはタイ料理が優勢。「スペアリブを煮込んだタイのスープ、トムセーブが好きなんですが、日本では出しているところが少ないので、広めたい」と、テントには”餃子とトムセーブ”と書いたという。

画像: スパイスで煮込んだトロトロの豚足とジャスミンライスに甘辛タレがよく合うカオカームー(豚足煮込みごはん)¥1,000

スパイスで煮込んだトロトロの豚足とジャスミンライスに甘辛タレがよく合うカオカームー(豚足煮込みごはん)¥1,000

「タイの路地裏で出会うような店にしたい」と、入り口にはアルミサッシの引き戸を設置し、店内もあえてちょっと雑多な雰囲気に。イエローの壁に貼られた香港映画のポスターや中華飾りもタイで買われたもので、よく見るとタイ語が書いてあったり。タイの市場で買った食器もキッチュで可愛い。

画像: タバコ屋?餃子屋?タイ料理屋?道行く人が不思議そうに眺める外観

タバコ屋?餃子屋?タイ料理屋?道行く人が不思議そうに眺める外観

画像: お酒が進むアテになる酸っぱ辛い和え物。インスタント麺のサラダ¥1,000

お酒が進むアテになる酸っぱ辛い和え物。インスタント麺のサラダ¥1,000

「南アフリカのワインは飲みやすいけど、ほどよいクセがあり。コスパもいいんです」と、秋山さん。南アフリカワインを日本に紹介した第一人者と称される三宅司さんと親交があり、ワインは南アフリカ産のみに。山椒ハイボールやベトナムハイボールなど、ワイン以外のアルコールもそろい、昼から夜まで通し営業で、酒場使いもできる。

画像: 1階奥は吹き抜けに。2階席もあり

1階奥は吹き抜けに。2階席もあり

「カンフー餃子 水餃子と南アフリカワイン」
住所:京都府京都市中京区西錦小路町262-7
営業時間:12:00〜22:00LO(なくなり次第閉店)
定休日:月曜、火曜
TEL. 075-202-3550
公式インスタグラムはこちら

画像: 天野準子 生まれてこの方、碁盤の目と呼ばれる京都の街中暮らし。雑誌やWEBで京都にまつわるライティングやコーディネートを行っている。プライベートでは、強靱な胃袋を武器に日々、おいしいものをハント

天野準子
生まれてこの方、碁盤の目と呼ばれる京都の街中暮らし。雑誌やWEBで京都にまつわるライティングやコーディネートを行っている。プライベートでは、強靱な胃袋を武器に日々、おいしいものをハント

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