BY TERUNO TAIRA
食材には地元で採れたものを地元で食する地産地消という考えがある。原材料を遠い外国から輸入・運搬する際のCO2の削減にも貢献できるこの動きはサステナビリティに配慮する化粧品製造にも広がっている。ポーラは島根県のブドウ「神紅 」の未利用資源から美容エキスを作った。京都府京丹後産の黒米を特別な酵母で発酵させたFAS。長崎・五島列島の椿を使ったON&DOのミストは花を咲かす時期の若葉から採った水を利用。芦屋のエステティックサロンが手がけるfurelteは栃木県の有機栽培の米ぬかのみでマッサージ用オイルを製造。日本の気候風土に合った植物が私たちの肌にその生命力を授けてくれる。
▼あわせて読みたいおすすめ記事