季節にふさわしいもの、ときめくものをさりげなく――。ギフトコンシェルジュの真野知子さんが、日本の作り手たちによる素敵な贈りものを紹介する連載第8回

BY TOMOKO MANO, PHOTOGRAPHS BY SHINSUKE SATO

 10月は秋の行楽シーズン。旅先で神社へ立ち寄ることも多いのでは? おみやげの定番ともいえる「御守」は、最近ではペット用から髪の毛を守ってくれるものまで、さまざまな趣向を凝らしたものが増えているが、贈りものには心ときめく素敵なデザインを選びたいもの。日々にささやかな幸せと希望を与えてくれる、神無月の“神あり”ギフト。

画像: 「御守」ご奉納料¥1,500 下鴨神社 TEL. 075(781)0010 www.shimogamo-jinja.or.jp

「御守」ご奉納料¥1,500
下鴨神社
TEL. 075(781)0010
www.shimogamo-jinja.or.jp

画像: 福を招き、良い運を引き寄せるご利益があるという ほかのギフトを見る

福を招き、良い運を引き寄せるご利益があるという
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 縁結びで知られる京都・下鴨神社の御守は、ひとつひとつ絵柄の異なる丹後ちりめんで作られた「媛守」や、デニム素材でできた男性用の「彦守」など、どれもデザイン性の高さに定評が。中でもダントツで美しいのが、白のオーガンジーレースで透け感のあるこの御守。銀糸で繊細な刺繍が施され、赤い紐とのコントラストに荘厳な雰囲気が漂う。この美しさ、バッグに忍ばせておくのがもったいないくらい。

画像: 「花守り」全12種 ご奉納料 各¥500 旧嵯峨御所 大本山 大覚寺 TEL. 075(871)0071 www.daikakuji.or.jp

「花守り」全12種 ご奉納料 各¥500
旧嵯峨御所 大本山 大覚寺
TEL. 075(871)0071
www.daikakuji.or.jp

画像: 参拝が困難な場合や遠方に住む方のために、電話もしくはインターネットでの送付依頼も受け付けている ほかのギフトを見る

参拝が困難な場合や遠方に住む方のために、電話もしくはインターネットでの送付依頼も受け付けている
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 華道の嵯峨御流の家元にあたるということもあり、大覚寺では花に由来する御守「花守り」が人気だ。丸みを帯びたかわいらしい形に、 1月から12月までの季節を代表する花が刺繍されている。贈る方の誕生月や好きな花で選んだり、花言葉に思いを込めてみたりと、選ぶ楽しさも。

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