シンプルながら美しく、暮らしを彩る北欧のインテリアプロダクト。その北欧デザインの魅力を紹介する「ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展」が3月1日(水)〜3月21日(火・祝)まで日本橋髙島屋で開催される。名作椅子から食器まで、美しい暮らしへのインスピレーションに溢れた展覧会となっている

BY EMI ARITA

 アルヴァ・アアルトやアルネ・ヤコブセンなど北欧を代表するデザイナーは数々の名品を生み出してきたことでも知られ、その作品たちは今なお愛され続けている。こうした北欧が誇る10名の巨匠の作品をはじめ、総勢70名のデザイナーが手がけた300点以上の北欧デザインのプロダクトが集結する「ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展」。

画像: タピオ・ヴィルカラ《ボッレ》 1967年デザイン PHOTOGRAPH:Kentauros Yasunaga

タピオ・ヴィルカラ《ボッレ》 1967年デザイン 

PHOTOGRAPH:Kentauros Yasunaga

 日本橋髙島屋開店90周年を記念した本展は、椅子研究家である織田憲嗣が長年収集・研究し、北海道東川町が所有する「織田コレクション」をもとに構成。世界的にも名高い同コレクションの全貌に迫る初の展覧会であり、椅子などの家具からインテリアアクセサリー、食器まで幅広く展示される。

画像: 最初期の作品 アルヴァ・アアルト《カンチレヴァーチェア》 1931-32年デザイン PHOTOGRAPH:Yukinori Otsuka

最初期の作品 アルヴァ・アアルト《カンチレヴァーチェア》 1931-32年デザイン

PHOTOGRAPH:Yukinori Otsuka
画像: タピオ・ヴィルカラ《アイスブロック》 1952年デザイン PHOTOGRAPH:Kentauros Yasunaga

タピオ・ヴィルカラ《アイスブロック》 1952年デザイン 

PHOTOGRAPH:Kentauros Yasunaga

 また、会場には北欧の部屋をリアルに再現した展示ブースも設置。照明(現行商品)による演出や名作椅子(現行商品)の座り心地を楽しめるほか、ミニシアターでは北欧の人たちの日常生活を紹介する映像も紹介され、作品と実際の暮らしを照らし合わせながら、北欧デザインの魅力を体感することができる。

画像: 本編イメージカット PHOTOGRAPH:Maya Matsuura

本編イメージカット  

PHOTOGRAPH:Maya Matsuura

 なぜ私たちは北欧デザインに魅了されるのかを探りながら、美しく豊かな暮らしを叶えてくれる北欧デザインの真髄に触れる貴重な展覧会、ぜひこの機会に足を運んでみては。

ていねいに美しく暮らす 北欧デザイン展
会期:3月1日(水)〜3月21日(火・祝)
会場:日本橋髙島屋S.C. 本館8階ホール
住所:東京都中央区日本橋2-4-1
時間:10:30〜19:00(19:30閉場)
※最終日3月21日(火・祝)は17:30まで(18:00閉場)
料金:一般 ¥1,000、大学・高校生 ¥800、中学生以下無料
※2023年4月20日(木)〜5月7日(日)の日程でジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場、2023年8月9日(水)〜20日(日)の日程で大阪高島屋 7階グランドホールにも巡回予定。
公式サイトはこちら

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