ナチュラルスタイルのインテリアにぴったりなデザイナーズランプを、アルテック、レ・クリント、ルイスポールセン、フリッツ・ハンセンなど、人気のインテリアブランドから厳選。シンプルな家具や木の温もりを感じるアイテムとともに、リラックスムード漂う空間の演出を

BY EMI ARITA

アルテックの「コリ ペンダント・デューン シェード」

画像: 「コリ ペンダント・デューン シェード」¥88,000/アルテック COURTESY OF ARTEK

「コリ ペンダント・デューン シェード」¥88,000/アルテック

COURTESY OF ARTEK

 ストックホルムを拠点に活動するデザインスタジオ、TAFがデザインした「コリペンダント・デューン シェード」は、フィンランド語で籠やバスケットを意味する「コリ」と名づけられた照明シリーズのペンダントライト。光源となる“籠”部分は、直接光を下方に投影し、柔らかな間接光を上方へと分散させる仕組みになっており、点灯すると、まるで木漏れ日のような優しい光を放つ。
 その“籠”に、傘型のシェードを組み合わせた「コリペンダント・デューン シェード」は、“籠”が上方に分散させた間接光を、シェードが再び下方へと反射し、より広い範囲を照らしてくれる。無駄を削ぎ落としたシンプルで美しい佇まいと柔らかな光は、木の温もりあふれるナチュラルスタイルのダイニングにもぴったり。

画像: COURTESY OF ARTEK

COURTESY OF ARTEK

アルテック
TEL. 0120-610-599
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レ・クリントの「テーブルランプ 330 ブーケ」

画像: 「テーブルランプ 330 ブーケ」¥132,000/レ・クリント COURTESY OF LE KLINT

「テーブルランプ 330 ブーケ」¥132,000/レ・クリント

COURTESY OF LE KLINT

 一輪の花が咲いているような愛らしい姿の「テーブルランプ 330 ブーケ」。デザインを手掛けたのは、レ・クリントのデザインコーディネーターを務める、センヤ・スヴァー・ダムケア。街角の花屋で見かけた、無造作に束ねられたチューリップの花束からインスパイアされたという「ブーケ」シリーズのテーブルランプで、まさにチューリップの花を彷彿させるプリーツシェードが印象的。
 光源がシェードで覆われているので、点灯した際にも眩し過ぎず、ふんわりと柔らかな光を放つ。木製の台座部分には凹みがあり、アクセサリーなどの小物置き場としても重宝。書斎のデスク、ソファやベッドサイド、あるいは窓辺に......と、ナチュラルスタイルのインテリアにアクセントを添えるように、美しく、優しい、“光の花”を咲かせて。

画像: COURTESY OF LE KLINT

COURTESY OF LE KLINT

レ・クリント(スキャンデックス)
TEL. 03-3543-3453
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ルイスポールセンの「ウォラート」

画像: 「ウォラート」¥107,800~/ルイスポールセン COURTESY OF LOUIS POULSEN

「ウォラート」¥107,800~/ルイスポールセン

COURTESY OF LOUIS POULSEN

“世界一美しい美術館”と評されるルイジアナ美術館を設計したことでも知られる、20世紀を代表するデンマークの建築家、ヴィルヘルム・ウォラート。1959年にデザインしたこちらの「ウォラート」は、ナチュラルスタイルのインテリアにも調和する、シンプルで有機的なフォルムが魅力のペンダントランプ。発表以来、住居や公共施設など、さまざまな場所で取り入れられてきた、ミッドセンチュリーの名作だ。
 三層吹きガラスのマットシェードは、点灯すると柔らかな光を拡散。まるで空間に浮かび上がる月明かりのような幻想的な姿で魅了する。シェードの下部にある開口部から、直接光を落とすため、テーブルの上に低めに吊るすのもおすすめ。

ルイスポールセン 東京ストア
TEL. 03-5413-6166
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フリッツ・ハンセンの「AVION™」

画像: 「AVION™」¥122,980/フリッツ・ハンセン COURTESY OF FRITZ HANSEN

「AVION™」¥122,980/フリッツ・ハンセン

COURTESY OF FRITZ HANSEN

 ゆったりとした楕円風の不思議なフォルムが印象的な「AVION™(アヴィオン)」。コペンハーゲンを拠点に活躍するデザインユニット、イスコス・ベルリンとしても活動するデザイナーのボリス・ベルリンが、空中を滑るように飛ぶ、ツェッペリン型飛行船に憧れた子供時代の記憶からヒントを得て、デザインされたもの。
 まさに飛行船を思わせるランプは、点灯してないときはオブジェとして、ナチュラルスタイルのインテリアにも遊び心を添え、点灯すると柔らかな光で周囲を優しく照らしてくれる。フロアランプとして床置きにしたり、シェルフに飾って間接照明にしたり、あるいは付属の金具を使って壁掛けのウォールランプしたり、と好みの使い方ができるのも魅力。 

画像: COURTESY OF FRITZ HANSEN

COURTESY OF FRITZ HANSEN

フリッツ・ハンセン トウキョウ
TEL. 03-3400-3107
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メトロクスの「SK ランプ」

画像: 「SK ランプ (山型)」¥71,500/メトロクス COURTESY OF METROCS

「SK ランプ (山型)」¥71,500/メトロクス

COURTESY OF METROCS

 真っ白なアクリルシェードと竹を組み合わせたペンダントライト「SK ランプ」は、デザイナー、工芸作家、職人の3つの顔を持ち、竹を用いた照明づくりの第一人者として知られる近藤昭作が、1960年代にデザインしたランプシリーズ。2008年に職人の高齢化により生産中止となったが、2015年に別府の若手竹職人にその技術が引き継がれ、復刻を果たした。
 四つ目で編まれた竹と、成型アクリルを融合させた一体型のシェードは、竹の表面をシェードの内側に用いることで、竹特有の張り感を活かした、優美な曲線フォルムを形成。長く愛用することで、経年変化により竹の風合いが増していく姿も楽しめる。ナチュラルスタイルに欠かせない、木製のダイニングテーブルとの相性も抜群な「SKランプ」シリーズは、山型、半月型、鐘型の全3種からセレクトできる。

画像: Photo:Masatoshi Takahashi, Styling:Yumi Nakata

Photo:Masatoshi Takahashi, Styling:Yumi Nakata

メトロクス
TEL. 03-5777-5866
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HAY(ヘイ)の「BONBON SHADE 320」

画像: 「BONBON SHADE 320」¥132,000※コードは別売り/HAY COURTESY OF HAY

「BONBON SHADE 320」¥132,000※コードは別売り/HAY

COURTESY OF HAY

 プロダクトデザイン、アート、写真、イラスト、ファッションと幅広い分野で活躍するデザイナー、アナ・クラシュがデザインしたランプシェード「BONBON SHADE 320」。表情豊かなシェードは、独自の織布技術を用いたコットンウールの手織り糸に、テクスチャード加工を施し、スチールフレームに巻きつけて成形。その作業は、すべて手作業で行われているため、同じものでも、少しずつ見た目やテクスチャーが異なり、それぞれ“一点もの”として楽しむことができる。
 吊り下げ用と置き型用と、用途に合わせて別売りのコードを組み合わせられるのも魅力。ハンドメイドならではの温もりは、ナチュラルスタイルのインテリアにも心地よく調和してくれる。ペンダントライトやリビングのフロアランプ、あるいはベッドサイドのテーブルランプと、好みのスタイルでコーディネートを楽しんで。

画像: COURTESY OF HAY

COURTESY OF HAY

HAY JAPAN
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& Tradition(アンド トラディション)の「Herman SHY3」

画像: 「Herman SHY3」¥74,800/& Tradition COURTESY OF &TRADITION

「Herman SHY3」¥74,800/& Tradition

COURTESY OF &TRADITION

 コペンハーゲンを拠点に活躍するデザイナー、シーネ・ヒュッテがデザインした「Herman SHY3」。19世紀に活躍したデンマークの作家、ハーマン・バングの芸術的遺産と、バングの生き方へのオマージュを込めた作品となっている。
 物語を通して、世間が背を向けがちな薄暗い問題にも光を当てた先駆者として知られているバング。「Herman SHY3」は、そんなバングの物語のように、暗闇にそっと光を当てるような、柔らかな光を灯す。オパールガラスのシェードとウォールナット材の支柱に、凜とした表情を加える大理石のベースを合わせているのも印象的。温もりあふれるナチュラルスタイルのインテリアにも、さり気なくエレガンスを添えてくれるはず。

画像: COURTESY OF &TRADITION

COURTESY OF &TRADITION

アンドトラディション(林物産)
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