BY EMI ARITA
マルニ木工の「No.544 マガジンラック」

「No.544 マガジンラック」各¥69,300/マルニ木工 ※グレー(写真右から2番目)は伊勢丹新宿店限定カラー
COURTESY OF MARUNI WOOD INDUSTRY INC.
1963年から1970年代まで製造されていたマガジンラックを、ファッションブランド「ノンネイティブ」のデザイナー藤井隆行が当時の設計図をもとに復刻させた、マルニ木工の「No.544 マガジンラック」。通称“オールドマルニ”の美しいデザインはそのままに、カラーリングで現代の暮らしに馴染むように再構築し、ナチュラル、ライトブラウン、ダークブラウン、グレー(伊勢丹新宿店限定)の全4色が揃う。
素材には木目が美しいチーク材を採用。どのカラーを選んでも、木目が経年変化により濃い飴色へと変わる、チーク材ならではの豊かな表情を楽しめる。マガジンラックとしてだけでなく、リビングの雑貨入れや玄関のスリッパ収納と多彩な使い方ができそう!

COURTESY OF MARUNI WOOD INDUSTRY INC.
マルニ木工
TEL. 03-5614-6598
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アルテックの「マガジンラック カント」

「マガジンラック カント」¥34,100/アルテック
COURTESY OF ARTEK
バーチ材の成形合板の一枚板を曲げただけ、とミニマルな構造ながら、滑らかな木の質感、有機的なカーブと、ひと目見たら忘れらない存在感を持つ、アルテックの「マガジンラック カント」。デザインを手掛けたのは、フィンランドを拠点に活躍するメキシコ出身のデザイナー、パンチョ・ニカンデル。どの部屋に置いてもインテリアを邪魔をしないシンプルな美しさと、使い勝手のよさから、2004年の発売以来、世界中で愛用されている作品。
フィンランド語で“持ち運ぶ”を意味する「カント」という名の通り、持ち手になる穴があるため移動もスムーズ。縦置き、平置き、どちらでも使用できるのもうれしいポイント。カラーはナチュラル、ホワイト、ブラックの3色。

COURTESY OF ARTEK
アルテック
TEL. 0120-610-599
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カリモク60の「マガジンラック A36001」

「マガジンラック A36001」¥29,480/カリモク60
COURTESY OF KARIMOKU 60
どこか懐かしさを感じる、ヴィンテージ家具のようなムードが漂うカリモク60の「マガジンラック A36001」。1969年に廃番となったマガジンラック「#140」を復刻させたもので、無駄のないシンプルなデザインと機能性をあわせ持つ、ミッドセンチュリーデザインを反映した一台。
パタンと折り畳むことができるうえに、片手で持ち運べるほど軽く、部屋間の移動もスムーズ。深みのある色合いが美しいウォールナットカラーで、スタイリッシュなモダンスタイル、落ち着きのある和モダンスタイルなど、和洋問わずあらゆるインテリアと相性がよく、引越し祝いなどの贈り物にしても喜ばれそう!

COURTESY OF KARIMOKU 60
カリモク60
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フリッツ・ハンセンの「バスケット」

「バスケット」¥34,980/フリッツ・ハンセン
COURTESY OF FRITZ HANSEN
美しいシルエットに目を奪われる、フリッツ・ハンセンの「バスケット」。イギリスの工業デザイナー、ベンジャミン・ヒューバートがデザインしたもので、雑誌や新聞を置くマガジンラックとしてだけでなく、リビングの小物やファブリックなど、あらゆる暮らしの道具も収められる実用性を追求したプロダクト。
上質なベニヤ製のシェルは、プレス加工によりゆるやかなカーブを描き、軽やかさを演出。蒸気で木を曲げるスチームベンディングにより大きくカーブした無垢材のハンドルも美しく、シンプルなデザインにアクセントを添える。ポンっと、無造作に雑誌や新聞を置いただけで“絵”になること間違いなし!

COURTESY OF FRITZ HANSEN
フリッツ・ハンセン 東京
TEL. 03-3400-3107
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ポルトローナ・フラウの「レン マガジンラック」

「レン マガジンラック」¥704,000/ポルトローナ・フラウ(ポルトローナ・フラウ東京青山)
COURTESY OF IDC OTSUKA
ポルトローナ・フラウの「レン マガジンラック」は、レザー、金具、ウォールナットと、上質な3つの素材を組み合わせた、エレガントなマガジンラック。上海を拠点に世界的に活躍するデザインデュオ、ネリ&フーがデザインを手掛けた「レン」シリーズのひとつで、ハンモックのように、フレームにレザーが吊り下がったデザインが印象的。
レザーは硬く、丈夫なため、本や雑誌を置いても型崩れせず、美しいシルエットをキープ。高い位置にラックがあるため、出し入れもしやすく実用性も抜群。レザーは豊富なカラーから選べるため、インテリアにあわせてコーディネートできるのもうれしい。

COURTESY OF IDC OTSUKA
ポルトローナ・フラウ東京青山
TEL. 03-3400-4321
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Kartell(カルテル)の「フロントページ」

「フロントページ」¥49,600/カルテル(トーヨーキッチンスタイル)
COURTESY OF TOYO KITCHEN STYLE
風に吹かれてパラパラと雑誌のページがめくれていく……そんな瞬間を切り取ったかのようなデザインがユニークなKartell(カルテル)の「フロントページ」。デザインを手掛けたのは、スウェーデンのデザインチーム、Front(フロント)。アートとデザインの垣根を超えたプロダクトを提案し、その作品はニューヨークのMoMAやロンドンのロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館などに収蔵されている。
本、雑誌、新聞と、種類ごとに分けて収納できるのも便利。素材は抜け感のあるポリカーボネート。カラーはシックなブラックと透明なクリスタルの2色。使い勝手も抜群のマガジンラックで、インテリアに遊び心を添えて。

COURTESY OF TOYO KITCHEN STYLE
カルテル
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KANAYA(カナヤ)の「マガジンラック HK+04」

「マガジンラック HK+04」¥95,700/KANAYA
COURTESY OF KANAYA
KANAYA(カナヤ)は、江戸時代より続く、富山県の高岡銅器の金属鋳造技術を用いて、現代のライフスタイルにあわせた多彩なプロダクトを提案するインテリアブランド。
北欧ブランドを中心にプロダクトデザインを手掛けるデザイナー、紺野弘通がデザインした「マガジンラック HK+04」は、滑らかな手触りのレザーと、伝統の職人技から生まれた真鍮のフレームを組み合わせた、エレガントなデザインのマガジンラック。独特な光と色を放つ真鍮は、経年変化により色が変化。金色から落ち着きのある深みのある色味へ……と、使い手や住まいの“色”に染まるように、長く使えば使うほど、愛着も増していくはずだ。
幅は44cm、奥行きは25cmあり、分厚めの本や大きめのアートブックも収まるゆったりとしたサイズで使いやすい。レザーのカラーは、ホワイト、ブラック、オレンジなど全5色。

経年変化により風合いがました真鍮のフレーム
COURTESY OF KANAYA
KANAYA
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UNITED STRANGERS(ユナイテッドストレンジャーズ)の「Rising Sun 1」

「Rising Sun 1」¥35,200/ユナイテッドストレンジャーズ(リビングハウス)
COURTESY OF LIVING HOUSE
2025年日本に本格上陸を果たした、ニュージーランド発のインテリアブランド、UNITED STRANGERS(ユナイテッドストレンジャーズ)。「旅の途中で出会った人々が自然とつながるように、家具やデザインを通じて、調和と創造の喜びを生み出していく」をフィロソフィーに、異なる文化や価値観を融合させた、既成概念にとらわれないプロダクトデザインを提案している。
こちらの「Rising Sun 1」は、バリ島の日の出にインスピレーションを得たマガジンラック。サイズの異なるオレンジとグリーンのパネルは、おしゃれな見た目だけでなく、窓から差し込む日差しによって美しい“影”を描き出すのが魅力。太陽の動きにあわせて、時間と共に影が絶えず変化し、日中は床をアートフルに彩ってくれる。どんな景色が生まれるか、置く場所を考えるのも楽しめそうだ。

COURTESY OF LIVING HOUSE
リビングハウス
TEL. 03-6721-1437
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