リビングや寝室で、スマホや本、飲み物を置くのに重宝するサイドテーブル。今回はマジス、ザ・コンランショップ、タイム アンド スタイルなどの新作ほか、注目作を厳選してご紹介。視線を集めるユニークなデザイナーズで、住まいにさり気なく個性を演出して

BY EMI ARITA

マジスの「アンコラ」

画像: (左から)アンコラ「TV2384」<φ28.5×H42.5cm>¥124,300、「TV2380」<φ35cm×H47cm>¥133,100//マジス(2月上旬発売予定) COURTESY OF MAGIS JAPAN

(左から)アンコラ「TV2384」<φ28.5×H42.5cm>¥124,300、「TV2380」<φ35cm×H47cm>¥133,100//マジス(2月上旬発売予定)

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 パリを拠点に活躍するデザイナー、ロナン・ブルレックがデザインしたマジスの新作テーブルコレクション「アンコラ」。イタリア建築に着想を得てデザインされたもので、コンクリートの力強さと、やわらかな表情を添える彫刻的なフォルムとのコントラストで魅了する。
 天板とベースが流れるようなラインでひと続きになったサイドテーブルは、高さ47cmと42.5cmの2サイズ展開。ブルレックが「テーブルであると同時に、ひとつのコンクリート建築のような存在」と語るテーブルは、リビングやベッドサイドのオブジェにも。

画像: ベースは三つ又で、角度によって見え方が変わる COURTESY OF MAGIS JAPAN

ベースは三つ又で、角度によって見え方が変わる

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ザ・コンランショップの「テンピン サイドテーブル」

画像: COURTESY OF THE CONRAN SHOP

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 一本脚のスチール製で屋外使用も可能な、ザ・コンランショップの新作「テンピン サイドテーブル」。ごくごくシンプルなテーブルのように見えるが、天板中央には、見覚えのある3つの穴が空いている。思わず指を入れたくなるこの穴は、ボウリングのボールから着想を得てデザインされたもの。ゆえに名前も“ten-pin(テンピン)”なのだ。移動したいときは、この穴に指を引っかけて運ぶことができるユニークな一台。
 デザインを手掛けたのは、若手デザイナーのルイス・バレット。ドーム型のベースも、ボウリングの球を割ったようでもあり、デザイナーの遊び心が随所に散りばめられている。カラーはブラックとレッドの2色。

画像: 「テンピン サイドテーブル」<W38×D38×H55.5cm>¥46,200/ザ・コンランショップ COURTESY OF THE CONRAN SHOP

「テンピン サイドテーブル」<W38×D38×H55.5cm>¥46,200/ザ・コンランショップ

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キーブーの「パコ」

画像: 「パコ」<φ40×H56cm>¥57,200/キーブー(トーヨーキッチンスタイル) COURTESY OF TOYO KITCHEN STYLE

「パコ」<φ40×H56cm>¥57,200/キーブー(トーヨーキッチンスタイル)

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 説明不要のかわいさに心がときめくQeeboo(キーブー)のサイドテーブル「パコ」。2025年、南青山に旗艦店をオープンしたミラノ発のQeeboo(キーブー)は、その卓越したセンスと市場を読む力から「デザイン界の成功請負人」と称される、イタリアの巨匠、ステファノ・ジョヴァンノーニが2016年に設立したインテリアブランド。カラフルな色使い、動物モチーフなど、見ているだけでわくわくが止まらない家具や雑貨を展開している。
 ジョヴァンノーニがデザインした「パコ」は、ゾウの長い鼻が天板を支える姿をイメージ。バランスを崩さないよう「がんばって!」とつい声をかけたくなってしまう。素材はリサイクル可能なポリエチレン製で、耐久性があり屋外使用も可能。カラーはグレーやライトブルーなど全6色。

画像1: COURTESY OF TOYO KITCHEN STYLE

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タイム アンド スタイルの「Woodpecker」

画像: COURTESY OF TIME & STYLE

COURTESY OF TIME & STYLE

 北海道・東川町に自社工場を構え、「伝統的な日本の職人技を現代的に進化させる」というコンセプトのもと、洗練された日本生まれの家具を手がける、タイム アンド スタイル。2025年の新作コレクションとして登場した「Woodpecker」は、台湾出身でイギリス国籍を持つ建築家・デザイナーのヤン・ヘン・チェンがデザインしたサイドテーブル。
 三角柱のベースに四角い天板をあわせたデザインは、キツツキが木を突く様子から着想を得たもの。真横からみると、ベースから飛び出した天板がくちばしを彷彿とさせ、見れば見るほど、キツツキに見えてくる。サイズは4種、カラーはブラックとホワイトの2色。

画像: 「Woodpecker (YT-011)」<W25×D25×H60cm>¥176,000/タイム アンド スタイル COURTESY OF TIME & STYLE

「Woodpecker (YT-011)」<W25×D25×H60cm>¥176,000/タイム アンド スタイル

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ジョナサンアドラーの「カナンアクセントテーブル」

「カナンアクセントテーブル」<φ31×H46cm>¥462,000/ジョナサンアドラー

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 大理石と真鍮という贅沢な素材を使った、ジョナサンアドラーの「カナンアクセントテーブル」。ジョナサンアドラーは、デザイナー、陶芸家、作家のジョナサン・アドラーが、1993年に立ち上げたニューヨーク発のインテリアブランド。優雅さがありながら、デザインはとても個性的と、唯一無二の世界観で魅了する家具がそろう。
 こちらの「カナンアクセントテーブル」は、上下逆さにした円錐を球体がつなぐ、という幾何学的なデザインが特徴。気品に満ちた佇まいのサイドテーブルで、リビングに個性とエレガンスを添えたい。

画像2: COURTESY OF TOYO KITCHEN STYLE

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スウェデッセの「SAVOA サイドテーブル」

画像: 「SAVOA サイドテーブル」<φ54cm×H50cm>¥225,500/スウェデッセ(アクタス) COURTESY OF ACTUS

「SAVOA サイドテーブル」<φ54cm×H50cm>¥225,500/スウェデッセ(アクタス)

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 なめらかな曲線を際立たせたベースのデザインが特徴的な「SAVOA サイドテーブル」。2025年よりアクタスでの取り扱いがスタートした、1949年創業のスウェーデンの家具ブランド、スウェデッセのサイドテーブルで、正面、横、後ろと見る角度によって印象が変わるユニークなデザインとなっている。
 特に後ろからは天板とベースの接合部分が全く見えず、天板はまるで宙に浮いているかのよう。ベースとの設置面が天板の端にあるため、ソファやベッドに引き寄せて使うこともできる。オーク材の木目を活かしたやわらかな表情は、ソファやベッドで過ごすリラックスタイムにぴったりな一台だ。

画像: 天板とベースの接合部が見えない後ろ姿 COURTESY OF ACTUS

天板とベースの接合部が見えない後ろ姿

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