BY MARI KATSURA
「中国菜 エスサワダ 西麻布」の黄金色に輝く仏跳醬!
![画像: 仏跳醬に使う干し鮑、フカヒレ、夏草花、花椎茸など11種類の食材の一部。パンデミックでさらに貴重な存在となった干し鮑などの乾物をゆっくり戻し、11種類の食材を10日以上かけて仕込んで、4時間かけて器ごと蒸して仕上げる](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2022/07/15/1ff639ede7dfd85078111813dcd89b21b846de08_large.jpg#lz:orig)
仏跳醬に使う干し鮑、フカヒレ、夏草花、花椎茸など11種類の食材の一部。パンデミックでさらに貴重な存在となった干し鮑などの乾物をゆっくり戻し、11種類の食材を10日以上かけて仕込んで、4時間かけて器ごと蒸して仕上げる
大阪のミシュランの星を持つ「中国菜 エスサワダ」の西麻布店に、食材も稀少なうえあまりにも手間暇がかかるため、100食限定という仏跳醬(ぶっちょうしょう)が、7月15日からの開店2周年を記念したコースに初お目見え。香港や台湾でもなかなか出合えない本格的なスープは、完成に4週間ほど要するそうだ。夏バテにも美肌にも嬉しい美味。黄金色に輝くスープが五臓六腑に染み渡り、おいしさと幸福感で満たされる。ああ、そして干し鮑の食感たるや!香りを楽しむスープでもあり、この香りに修行中の僧侶も壁を超えて来る、というのが名の由来だとか。
![画像: 黄金色に輝く香りも贅沢な仏跳醬](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2022/07/11/706a2a58038ce222c4a52d46bfc39abd85f05cfa_large.jpg#lz:orig)
黄金色に輝く香りも贅沢な仏跳醬
香港の福臨門酒家での修行を経た澤田州平シェフが熟考したコースの、鮎の春巻きやシグネチャーのクリスピーチキンも、フカヒレ土鍋ご飯もすべてツボなので、記念日などにもおすすめ。3日前までの予約が必要です!
![画像: あゆを三枚におろし、骨を素揚げしてキモをソースにして巻いた春巻き](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2022/07/15/ec7f214e11b79a68d26c8ab856e40d7fafbfe63d_large.jpg#lz:orig)
あゆを三枚におろし、骨を素揚げしてキモをソースにして巻いた春巻き
![画像: スペシャリテのクリスピーチキン。セロリ塩など7種の薬味で](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2022/07/11/c4f08df108e00e716268daea1b8be304ee896022_large.jpg#lz:orig)
スペシャリテのクリスピーチキン。セロリ塩など7種の薬味で
![画像: 締めはフカヒレ土鍋ご飯。2日間かけて煮詰めた鶏の白湯などで煮込んだフカヒレが美味!「中国菜 エスサワダ 西麻布」2周年記念特別コース22,000円(消費税込み、サービス料10%別途)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2022/07/11/f63d179ad927513c3fe77231eecb07cad09d9026_large.jpg#lz:orig)
締めはフカヒレ土鍋ご飯。2日間かけて煮詰めた鶏の白湯などで煮込んだフカヒレが美味!「中国菜 エスサワダ 西麻布」2周年記念特別コース22,000円(消費税込み、サービス料10%別途)
中国菜 エスサワダ 西麻布
住所:東京都港区西麻布3-17-25 KHK西麻布ビル1F
営業時間:ランチ 火~土 12:00~15:00(最終入店13:00)
ディナー 月~土 17:00~23:00(最終入店20:00)
定休日:日曜
TEL. 03(5786)0788
公式サイトはこちら
桂まり
雑誌「SPUR」「eclat」などで、フード&トラベル、インタビュー記事を担当するライター。趣味は世界各国で料理教室に行くこと。温泉保養士。Instagramはこちら