ドン ペリニヨン P1、P2をグラスで楽しみながらデザイナー森田恭通の新作写真を堪能する、ユニークなイベントが開催中。成熟した大人だけに許された一夜の体験をぜひ

BY JUNKO ASAKA

画像: 撮影はスタジオで3時間、こもりっきりで行われた。「見る角度によって局面がすべて違うんです。夢中で撮り続けて、呼吸困難になりそうでした(笑)」

撮影はスタジオで3時間、こもりっきりで行われた。「見る角度によって局面がすべて違うんです。夢中で撮り続けて、呼吸困難になりそうでした(笑)」

 その言葉どおり、Porcelain Nudeの写真は食器やスツール、テーブルといったアイテムにも展開されている。「アートは壁に飾るだけ、と誰が決めたわけでもないですから」と、いたって軽やかに言ってのけるが、その発想の柔軟さこそ、彼のデザインの核でもある。

「僕はいつも、なぜこれがスタンダードなんだろう? と考えてます。誰かが決めた概念をそのままスライドするんじゃなく、人が立ててるものを横にして見たり、履くものを着てみたり。逆転の発想が面白いものにつながっていくことはたくさんあって、そこからオリジナリティや、新しいスタンダードが生まれると思っているので」

画像: 会期中はドン ペリニヨン P2の1998年ヴィンテージ、P1の2006年ヴィンテージをそれぞれボトル、グラスで楽しめる PHOTOGRAPHS BY TOMOKO SHIMABUKURO

会期中はドン ペリニヨン P2の1998年ヴィンテージ、P1の2006年ヴィンテージをそれぞれボトル、グラスで楽しめる
PHOTOGRAPHS BY TOMOKO SHIMABUKURO

 4月12日までの展示期間中、『Shu!』ではドン ペリニヨンのP1(8年の瓶内熟成を経て第1のピークに達したヴィンテージ)とP2(16年以上の瓶内熟成を経て第2のピークに達したヴィンテージ)を、ボトルはもちろん、グラスでも楽しむことができる。それぞれをグラスで飲めるヴァーティカル・セットは、この期間限定のうれしいメニューだ。繊細さと激しさのたぐいまれな調和、静けさの中にただよう官能性――。ドン ペリニヨンと「Porcelain Nude」の共通項が、小さなバーの中で不思議に響き合う。

「今回はたまたま僕が長年の愛好者ということでドン ペリニヨンとのコラボレーションとなりましたが、シャンパーニュもアート同様、すごく人の第六感を刺激するものだと思うんです。いろんな物語を内包していて、人を魅了し、幸福にしてくれる。ギャラリーという非日常の空間ではなく、こういう場所で、シャンパーニュを飲みながらじっくり写真を見ていただくことで、アートとしての写真を日常に取り入れていただくきっかけになったらうれしいですね」

■Shu! Presents “Porcelain Nude”Photo Exhibition
『champagne bar & gallery shu!』(東京都港区六本木3-8-1  サンアネックス1F ☎03-5414-1690)にて
4月12日(水)まで開催中(営業時間:20時~翌2時、日曜・祝日休)
※下記特別価格の「ドン ペリニヨン フェア」は4月30日(日)まで

ドン ペリニヨン P2-1998 ボトル¥66,000/グラス¥8,000
ドン ペリニヨン P1-2006 ボトル¥33,000/グラス¥4,000
ドン ペリニヨン P1&P2 ヴァーティカル・セット 各1グラス¥10,000
(すべて税・サービス料別)

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