ヒアルロン酸分子の大きさを操り、夜と朝の二段構えで角層内に美容成分をたっぷり浸透。スキンケアの未来を照らす画期的な化粧品が登場し、話題を呼んでいる

BY TERUNO TAIRA

 化粧品によるスキンケアは肌の最表層であるわずか0.02㎜の角層にいかに美容成分を届けるかがカギ。保湿成分として有名なヒアルロン酸は約6倍の水分を抱えられるが、ヒアルロン酸は分子量が大きいため、縮小化して角層に浸透させる方法がこれまでは一般的だった。体積を小さくしたヒアルロン酸は抱えられる水分量も当然のごとく少なくなる。

画像: COURTESY OF SHISEIDO ヒアルロン酸分子の大きさを調節する最新技術を搭載した美容液。潤いで満たされ、ハリが復活。SHISEIDO ビオパフォーマンス スキンフィラー インフィル セラム(30㎖)、フルエクスパンション セラム(30㎖)¥35,200 SHISEIDOお客さま窓口 フリーダイヤル:0120-587-289

COURTESY OF SHISEIDO

ヒアルロン酸分子の大きさを調節する最新技術を搭載した美容液。潤いで満たされ、ハリが復活。SHISEIDO ビオパフォーマンス スキンフィラー インフィル セラム(30㎖)、フルエクスパンション セラム(30㎖)¥35,200

SHISEIDOお客さま窓口
フリーダイヤル:0120-587-289

 このジレンマを解消するためにSHISEIDOはまず小さくしたヒアルロン酸を夜の間に角層にゆっくり浸透させ、翌朝に塗布する美容液によって角層内部でヒアルロン酸を元のサイズに戻すという技術を開発した。これはもう「塗るヒアルロン酸注射!」。化粧品でしかできない見事な技術でスキンケアの未来を大きく拓いた。

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