フィリップ・スタルクやロナン&エルワン・ブルレックをはじめ、今、第一線で活躍するデザイナーがデザインした椅子より、アウトドアにも対応した名品を厳選紹介。普段はおしゃれな室内チェアとして、時には庭やベランダで過ごす時間のお供に......と、スタイリッシュな屋内外兼用チェアで、多彩な暮らしを楽しんで

BY EMI ARITA

マイケル・アナスタシアデスの「プレーンエアー (チェア)」

画像: 「プレーンエアー(チェア)」¥299,200〜 ※シートクッション込み/RODA(アルフレックスジャパン) COURTESY OF ARFLEX JAPAN

「プレーンエアー(チェア)」¥299,200〜 ※シートクッション込み/RODA(アルフレックスジャパン)

COURTESY OF ARFLEX JAPAN

 ステンレススチール製の直線的なフレームが美しい、「プレーンエアー (チェア)」。北イタリアのアウトドア家具ブランド「RODA」の「プレーンエアー」シリーズのアウトドアチェアで、ロンドンを拠点に活躍するデザイナー、マイケル・アナスタシアデスが2022年にデザインしたもの。
 メッシュ素材のシートは、張力を巧みに利用することで浮いているように見せ、見た目のボリュームを軽減。座ったときに体が程よく沈み込む、快適な座り心地でゆったりとくつろぐことができる。スタイリッシュな佇まいは、ダイニングチェアやパーソナルチェアにもおすすめ。フレームは黒(スモーク)と白(ミルク)の2色。シートは、グレイやサンド、ネイビーなど全7色からセレクト可能。

画像: COURTESY OF ARFLEX JAPAN

COURTESY OF ARFLEX JAPAN

アルフレックスジャパン 
TEL. 0120-33-1951
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ロナン&エルワン・ブルレックの「エレメンターレ チェア」

画像: 「エレメンターレ チェア」¥33,000/HAY COURTESY OF HAY

「エレメンターレ チェア」¥33,000/HAY

COURTESY OF HAY

 パリを拠点に活躍するデザインデュオ、ロナン&エルワン・ブルレックが、年月が経っても色褪せることのない美しさと実用性を追求し、2018年にデザインしたHAYの「エレメンターレ チェア」。最新技術を用いて成形されたポリプロピレン製のシートは、背もたれから脚先までつなぎめが一切なく、見た目も手触りも滑らか。
 屋外使用時の耐久性と耐UV性強化のために、シートにはグラスファイバーを施しているため、マットな質感に仕上がっているのも特徴。シンプルながら堅牢性があり、室内はもちろん、庭やベランダなどのアウトドアでも活躍してくれる。カラーはベーシックな白、黒のほか、オリーブ、ブルーグレー、ライトイエローなど全5色。

画像: COURTESY OF HAY

COURTESY OF HAY

HAY JAPAN
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フィリップ・スタルクの「H.H.H.(エイチエイチエイチ)」

画像: 「エイチエイチエイチ グラフィックインプレッション」¥86,900/カルテル(トーヨーキッチンスタイル) COURTESY OF TOYO KITCHEN STYLE

「エイチエイチエイチ グラフィックインプレッション」¥86,900/カルテル(トーヨーキッチンスタイル)

COURTESY OF TOYO KITCHEN STYLE

 世界的に活躍するデザイナー、フィリップ・スタルクが2022年にミラノ・サローネで発表した「H.H.H.(エイチエイチエイチ)」は、ただ座るのではなく、座る人の姿勢や存在感までも演出する“現代の玉座”をテーマにデザインされた椅子。体のラインにフィットするシートや、ちょうどいい位置にある肘掛けにより、背筋がピンと伸びた美しい姿勢を取ることができ、快適さとともに、ゆったりとした時の流れを感じる優雅さをもたらしてくれる。
 フレームはミネラルファイバーで強化されたリサイクル素材。座面はグロス仕上げやレザーなど全5種。イギリス・ロンドン発の老舗テキスタイルブランド「リバティ」とコラボレーションした、グラフィックインプレッション仕上げは、見た目も華やかで、アウトドアでも使用可能。最先端の印刷技術を用いて、精緻な花柄や幾何学模様を3D曲面で見事に再現している。好みのパターンを選んで、室内外をグラフィカルに彩りたい。

画像: COURTESY OF TOYO KITCHEN STYLE

COURTESY OF TOYO KITCHEN STYLE

カルテル
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ジャージー・セイモアの「ブリューラマ スツール」

画像: 「ブリューラマ スツール」(SH740)¥139,700/マジス COURTESY OF MAGIS JAPAN

「ブリューラマ スツール」(SH740)¥139,700/マジス

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 直線を巧みに組み合わせたアイコニックなデザインで、シンプルなのに存在感抜群なマジスの「ブリューラマ スツール」。ミラノを拠点に活躍するデザイナー、ジャージー・セイモアが2017年にデザインしたアルミニウム製のスツールで、アウトドアで使うこともできる。
 素材感を活かしたグレーのほか、目にも鮮やかな蛍光オレンジやイエロー、ハンドスプレーペインティングが夜空の星々を彷彿とさせるブラックなど、豊富なカラーバリエーションが揃うのも魅力。サイズは、高さ50cm、62cm、74cmの3種。座面がフラットなため、サイドテーブルや飾り台としても重宝。50cmと74cmサイズを組み合わせて、庭やベランダに持ち出す、ミニマルなテーブルセットにするのもおすすめ。

画像: 写真左が高さ50cmタイプ、右は高さ62cmタイプ COURTESY OF MAGIS JAPAN

写真左が高さ50cmタイプ、右は高さ62cmタイプ

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マジス ジャパン
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ガムフラテージの「ビートルチェア アウトドア」

画像: 「ビートルチェア アウトドア」¥55,000/GUBI(トリシュナ・ジバーナ) COURTESY OF TRISHNA JIVANA

「ビートルチェア アウトドア」¥55,000/GUBI(トリシュナ・ジバーナ)

COURTESY OF TRISHNA JIVANA

 デンマークのデザインハウスGUBI(グビ)の「ビートルチェア」は、世界的に活躍するデザインデュオ、ガムフラテージが、カブトムシのダイナミックなフォルムと人間工学に基づく研究を掛け合わせてデザインした現代の名作。体を包み込むようなシェルは、エレガントな見た目と、いつまでも腰掛けていたくなる快適さで、2013年の発売以来、世界中で人気を博してきた。
 こちらはそんな「ビートルチェア」をアウトドア仕様にしたもの。成形ポリプロピレンシェルには、特別な添加剤を施し、屋外使用時の劣化や色褪せを防止する耐久性を実現。カラーはニューベージュ、アラバスタホワイト、ブラックの3色。自然の景色とも馴染むニュートラルカラーは、外空間はもちろん、北欧やナチュラルスタイルのインテリアとも合わせやすい。

画像: 写真左は、「ビートルチェア」と同じく、ガムフラテージがデザインし、GUBIのアイコン的チェアとして知られる「バットチェア」 COURTESY OF TRISHNA JIVANA

写真左は、「ビートルチェア」と同じく、ガムフラテージがデザインし、GUBIのアイコン的チェアとして知られる「バットチェア」

COURTESY OF TRISHNA JIVANA

トリシュナ・ジバーナ
TEL. 03-3234-3971
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