近代デザインの巨匠の名作をはじめ、消灯時の佇まいも美しいテーブルランプを北欧ブランドより厳選紹介。お気に入りの一台をデスクに置いて、仕事に集中する時間も心地よく演出して

BY EMI ARITA

ルイスポールセンの「PH 1/1 ピアノ テーブルランプ」

画像: 「PH 1/1 ピアノ テーブルランプ 」(リミテッドエディション 2026)¥224,400(2027年1月31日までの限定発売)/ルイスポールセン COURTESY OF LOUIS POULSEN

「PH 1/1 ピアノ テーブルランプ 」(リミテッドエディション 2026)¥224,400(2027年1月31日までの限定発売)/ルイスポールセン
COURTESY OF LOUIS POULSEN

 近代照明の礎を築いた北欧の巨匠、ポール・ヘニングセンが1930年初頭に発表した「PHピアノランプ」は、作曲家でもあったヘニングセンが、ピアニストのためにデザインしたランプ。くるりとカーブした美しい支柱は、細かく角度調整ができる構造を採用。演奏する手もとや譜面など、ピアニストが明かりを欲しいと思う場所を、的確に照らせるよう考え抜かれている。
 2026年の限定モデルとして登場したルイスポールセンの「PH 1/1 ピアノ テーブルランプ」は、「PHピアノランプ」を現代のライフスタイルにあわせた仕様にアップデートさせたもの。オリジナルのデザインを受け継ぎながら、全体のサイズをひと回り小さくすることで、デスクやサイドテーブルにも設置しやすく、用途の幅が広がった。エイジドブラス(経年仕上げの真鍮)の支柱には、くすみを感じるテラコッタカラーのガラスシェードを合わせ、まるで一点もののアンティークランプのよう。今しか手に入らない限定モデルは、早めにチェックを。

画像: COURTESY OF LOUIS POULSEN

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フリッツ・ハンセンの「MSシリーズ」

画像: 「MS022 テーブルランプ」¥89,980/フリッツ・ハンセン COURTESY OF FRITZ HANSEN

「MS022 テーブルランプ」¥89,980/フリッツ・ハンセン
COURTESY OF FRITZ HANSEN

 フリッツ・ハンセンの「MSシリーズ」は、現代を代表するデンマーク人建築家・デザイナーであるメッテ・シェルデが2023年にデザインした照明コレクション。北欧のクラシックな照明デザインを再解釈をし、無駄を削ぎ落としたすっきりとしたデザインに、シェードのやわらかなカーブや円形のベースといった曲線的な要素を見事に融合させている。
 こちらはそんなMSシリーズのテーブルランプ。下向きのシェードから放たれる明かりは、スポットライトのように手もとを照らしてくれるため、仕事や読書の集中力を高めてくれそう!調光機能を搭載し、気分や用途によって好きな明るさに調整もできる。支柱の角度調整ができるタイプのテーブルランプ、リビングの間接照明におすすめなフロアランプもあり。カラーはステンレススチールのサテン仕上げと、ブラックの2種から選べる。

画像: 「MS021 テーブルランプ」¥113,080/フリッツ・ハンセン COURTESY OF FRITZ HANSEN

「MS021 テーブルランプ」¥113,080/フリッツ・ハンセン
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イノルクスの「タピオ テーブルランプ」

画像: 「タピオ テーブルランプ」¥191,400/イノルクス(メトロクス) COURTESY OF METROCS

「タピオ テーブルランプ」¥191,400/イノルクス(メトロクス)
COURTESY OF METROCS

 フィンランドの照明メーカー、イノルクスの「タピオ テーブルランプ」は、ガラス製品やカトラリーなど、幅広い分野で活躍したフィンランドのプロダクトデザイナー、タピオ・ヴィルカラが1958年にデザインしたランプ。幾何学的な要素を組み合わせたグラフィカルなデザインと、美しい輝きを放つ真鍮のベースで、オブジェとしての存在感も抜群だ。
 点灯すると、下向きの明かりが手もとを照らすとともに、シェード上部のライン状に空いた孔(穴)からも光がこぼれ、空間にもやわらかな光が拡散される。カラーはホワイトとブラックの2種。ベースに施されたレザー(ホワイトはコニャックカラー、ブラックはブラウンカラー)は、デザインにアクセントを添えるとともに、経年変化も楽しめる。エレガントなムードが漂うランプで、洗練されたデスクのコーディネートを楽しみたい。

画像: COURTESY OF METROCS

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HAYの「TURN ON TABLE LAMP(ターン オン テーブルランプ)」

画像: 「TURN ON TABLE LAMP」各¥36,300/HAY COURTESY OF HAY

「TURN ON TABLE LAMP」各¥36,300/HAY
COURTESY OF HAY

 2026年に登場したHAYの「TURN ON TABLE LAMP(ターン オン テーブルランプ)」は、ミュンヘンを拠点に活躍するデザイナー、ジョエル・ホフがデザインしたシンプルなランプ。多角形にカットされたアルミニウムのベースは、スイッチとして機能するのが特徴。時計回りに回すと点灯し、そのまま回し続けると明るさを調整できるようになっている。コンパクトなサイズであらゆる場所に設置しやすく、デスクはもちろん、ソファやベッドサイド、食卓と、あらゆるシーンで活躍してくれそうだ。
 球体のシェードにはオパールガラスを採用し、上品でやわらかな明かりが、空間にふんわりと広がる。カラーはブラック、アルミニウム、ブルーアノダイズトの3色。

画像: COURTESY OF HAY

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レ・クリントの「SPOT(スポット)」

画像: 「テーブル/ウォールランプ スポット」¥104,500/レ・クリント COURTESY OF LE KLINT

「テーブル/ウォールランプ スポット」¥104,500/レ・クリント
COURTESY OF LE KLINT

 デンマークの照明ブランド、レ・クリントの「Spot(スポット)」は、ドイツ人デザイナーのパスカル・ヒーエンが2024年に発表したテーブルランプ。シェードの後ろ側に備わるオーク材の“ハンドル”は、エスプレッソマシンの取っ手から着想を得たもの。ここを握って動かすことで、シェードの角度を好きな位置に動かすことができる。
 付属のパーツを使えば、壁掛けのウォールランプになるのも画期的。普段はデスクランプ、ムーディな夜を演出したいときは壁に掛けて間接照明に......など、シーンにあわせた多彩な照明演出が楽しめそうだ。シェードは落下にも強いプラスチック製。そのシェードとベースを固定するクランプは、自転車のパーツをヒントにしており、こちらもシンプルなデザインにアクセントを添える。カラーは、ブラック、シルバー、オリーブグリーン、オキサイドレッドの全4色。

画像: COURTESY OF LE KLINT

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レ・クリント(スキャンデックス)
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アンドトラディションの「Tripod(トライポッド) HM9」

画像: 「Tripod HM9」¥110,000/アンドトラディション COURTESY OF &TRADITION

「Tripod HM9」¥110,000/アンドトラディション
COURTESY OF &TRADITION

 アンドトラディションの「Tripod(トライポッド)」は、ミッドセンチュリー期のデンマークデザインを牽引したコペンハーゲンのデザインデュオ、ヴィッツ&モルガードが、1953年にデザインしたランプ。球体のベースと、2本の細身のベースをあわせた“三点”で支えるデザインが特徴で、この構造から三脚を意味する「Tripod(トライポッド)」と名付けられている。当時製品化されることはなかったが、アンドトラディションより初めて製品化され、フロアランプやテーブルランプがラインナップする。
 こちらは、テーブルランプタイプの「HM9」。シェードには回転式ジョイントを採用し、左右好きな角度に調整が可能。デスクで書類を見るとき、あるいはPCで作業するときなど、光の向きを変えたいときにもストレスなく使えそうだ。粉体塗装したスチール製でカラーはブラックとホワイトの2色。部分的にあしらわれた真鍮のパーツがさり気なく気品を醸し出す、ミッドセンチュリーの名デザイン。

画像: COURTESY OF &TRADITION

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アンドトラディション(林物産)
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オドー・コペンハーゲンの「Nonna(ノンナ)テーブルランプ・アルミニウム」

画像: 「ノンナ テーブルランプ・アルミニウム」¥91,300/オドー・コペンハーゲン COURTESY OF AUDO COPENHAGEN

「ノンナ テーブルランプ・アルミニウム」¥91,300/オドー・コペンハーゲン
COURTESY OF AUDO COPENHAGEN

 オドー・コペンハーゲンの「Nonna(ノンナ) テーブルランプ・アルミニウム」は、2025年にコペンハーゲンのデザインスタジオ、クロイヤー・ゼッター・ラッセンがデザインしたランプ。長方形の2つの“箱”を重ねたようなデザインは、シェルフや窓辺など、限られたスペースにも設置しやすようデザインされたもの。奥行き15cmとスリムなため、コンパクトなサイズのデスクにもすっきりとおさまってくれそうだ。
 リネン製のシェードは、ニュアンスのあるサンドカラーで、点灯するとやわらかな明かりが放たれる。ベースはブラッシュドアルミニウム製で、温かみのあるシェードとのコントラストもおしゃれ。ベースにトラバーチンを使ったひとまわり大きいサイズなどもあり。

画像: COURTESY OF AUDO COPENHAGEN

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オドー・ジャパン
TEL. 03-3586-5040
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