伝統的な西陣織に革新的な技術とタイムレスなデザインを加えることで唯一無二のテキスタイルを生み出すHOSOO。この春、東京初となるショールーム&ストア「HOSOO TOKYO」が東京ミッドタウン八重洲にオープンした。HOSOOの世界観を余すことなく体感できる空間デザインにも注目

BY EMI ARITA

画像1: きもの文化の伝統と革新を紡ぐ
HOSOOの東京初となる
ショールーム&ストアがオープン

 1688年に京都・西陣で創業し、伝統と革新に満ちたテキスタイルで国内外の人々を魅了し続けている「HOSOO」。2010年に独自の技術により世界の標準生地幅である150cmの幅で西陣織の技術や素材を用いたテキスタイルを作ることに成功し、国内外のラグジュアリーブランドのブティック内装や、五つ星ホテルなどで広く使用されている。

 2019年京都にブランド初となる旗艦店「HOSOO FLAGSHIP STORE」を、今年2月にはイタリア・ミラノ・ブレラ地区に初の海外拠点となるショールーム「HOSOO MILAN」をオープン。そして今回、待望の東京初のショールーム&ストアとなる「HOSOO TOKYO」を3月10日(金)、東京ミッドタウン八重洲にオープンした。

画像2: きもの文化の伝統と革新を紡ぐ
HOSOOの東京初となる
ショールーム&ストアがオープン

 天井高4メートルに及ぶ窓から自然光が降り注ぐ、白を貴重にした広々とした店内は、京都の旗艦店と同様、HOSOO architectureがデザイン。京都の職人が集結し、大理石やミラーをふんだんに使用しながら、様々な職人技が随所に見られる工芸建築を見事に造り上げている。

画像3: きもの文化の伝統と革新を紡ぐ
HOSOOの東京初となる
ショールーム&ストアがオープン

 そんな店内には、HOSOOの200種類以上に及ぶテキスタイルコレクションが並ぶ。12メートルにわたるテキスタイルセラーには、6パターンの空間照明が用意されており、様々な環境でのテキスタイルの見え方がシミュレーションすることができる。

 さらに、西陣織の伝統的な素材である箔を用いたアートピースや、セラーから好みの生地を選んでオーダーができるテキスタイルアート、オリジナルの家具は生地のオーダーも可能だ。

画像: 「スリープウェア セットアップ ニホンムラサキ」¥176,000/HOSOO

「スリープウェア セットアップ ニホンムラサキ」¥176,000/HOSOO

 オープン記念として、厳選した最上級の絹糸で織り上げたシルク100%の生地を2022年収穫のニホンムラサキで染め上げたスリープウェアも登場。シルクの光沢にニホンムラサキの上品で豊かな色彩が重なったセットアップは、とろけるような肌触りと柔らかな風合いで体を包み込む極上の着心地を楽しめる。

画像: PHOTOGRAPHS: COURTESY OF HOSOO

PHOTOGRAPHS: COURTESY OF HOSOO

 また、東京ミッドタウン八重洲の1階エントランスには、HOSOOによるゲートアート「Nishijin reflected」が施されているのも注目だ。日本の美意識と工芸文化を受け継ぐHOSOOの飽くなき探究心が詰まった「HOSOO TOKYO」で、その世界観を堪能したい。

HOSOO TOKYO
住所:東京都中央区八重洲ニ丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲1F
時間:11:00〜21:00
TEL. 03-6225-2245

問い合わせ先
store@hosoo.co.jp
TEL. 075-221-8888

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