西部開拓時代の町並みが残るリビングストンは、自然豊かなイエローストーン国立公園の玄関口だ。そして作家や俳優らセレブリティーが暮らし、居心地のよいレストランや個性的な書店が軒を連ねる“文学の町”でもある

BY NATALIE STOREY, PHOTOGRAPHS BY LYNN DONALDSON, TRANSLATED BY G. KAZUO PEÑA(RENDEZVOUS)

<SHOP>

「Cactus Blossom Collective(カクタス・ブロッサム・コレクティヴ)」
親友のクリスティー・リードとジェシー・コンリーは、女性の職人や起業家のための共同作業場、兼小売スペースを提供する目的で、2016年に集合店舗を設立した。コンリーは回収された古布や古いウェスタン・ブランケット、ヴィンテージのブロケード生地、鹿革などの素材を使ってユニークなバッグを制作している。リードはヴィンテージの洋服を見る目があり、ハイウェストのラングラーのジーンズ、花柄のドレス、ペンドルトンのフランネルなど、相当な数をセレクトしてきた。店の奥では、リードの義理の姉妹である、元バレリーナのジョーダン・リード・ボイドが、オーダーメイドのレオタードや水着を縫い、ステンドグラスのアーティストであるケイティ・シサムは、イエローストーンに着想を得た手吹きガラスの作品を売っている。
cactusblossomcollective.com

「Elk River Books(エルク・リバー・ブックス)」
リビングストンには、今もなお3軒の書店が存続している。詩人のマーク・ボーディンとジャーナリストのアンドレア・ピーコックが運営するエルク・リバーは、風景画家のラッセル・チャットハムがかつてスタジオとして利用していた、メインストリート沿いにある明るい店である。この書店では、地元やウェスタンの作家による比類のないコレクションを所蔵している。店舗の奥にあるロー・ヴィーガンのジュース・バー「ウィートグラス・サルーン」では、ジュースやお茶を購入することができ、それらを片手に、モンタナ州をテーマにしたコーナーを見て回ることもできる。木曜の夜には、2階にあるギャラリー・スペースで朗読会、講演会、コンサートなどが開催される。
elkriverbooks.com

「Out of the Blue(アウト・オブ・ザ・ブルー・アンティークス)」
ファンキーなミッドセンチュリー・ウェスタンの室内装飾品を取り扱うこのショップのオーナーであるキャサリン・ボーンマンは、店内を折衷的なエステート・ジュエリー(故人の遺品など、かつて個人が所有していたジュエリーのこと)、ヴィンテージの帽子、古い標識、廃品回収された剥製、ティーポット、家具やその他の掘り出し物でいっぱいにしている。ボーンマンが所有する宝物の中には、100年前の機関車の警笛が2つ、そして1907年に製造された「コペンハーゲン」という未開封の状態の嗅ぎたばこがある。陳列ケースにはヴィンテージのターコイズの指輪やブレスレット、懐中時計、ロケット(写真入りペンダント)、そしてリビングストンで一番のループタイのセレクションが並んでいる。
outofthebluemt.com

画像: (写真左)アウト・オブ・ザ・ブルー・アンティークス PHOTOGRAPH BY TONY DEMIN (写真右)カクタス・ブロッサム・コレクティヴ

(写真左)アウト・オブ・ザ・ブルー・アンティークス PHOTOGRAPH BY TONY DEMIN
(写真右)カクタス・ブロッサム・コレクティヴ

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