BY JUN ISHIDA, PHOTOGRAPHS BY MIE MORIMOTO, INTERIOR STYLED BY MASATO KAWAI
この夏、注目の展覧会
森美術館
『STARS展:現代美術のスターたち ー 日本から世界へ』
世界を舞台に活躍するスターアーティスト6名をフィーチャーした展覧会。草間彌生、李禹煥(リ・ウファン)、宮島達男、村上隆、奈良美智、杉本博司という6名の作家の初期作品から最新作までが一堂に会する。海外で開催された日本の現代美術の展覧会に関する資料も展示。

草間彌生のアイコニックなミラールーム作品が登場。《Infinity Mirrored Room-信濃の灯》(2001年)
所蔵:松本市美術館

村上隆の初期作品。《Ko2ちゃん》(1996-2011年)
『STARS展:現代美術のスターたち ー 日本から世界へ』
会期:7月31日(金)~2021年1月3日(日)
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
開館時間:10:00~22:00(火曜は17:00まで。ただし9月22日、11月3日は22:00まで)
休館日:会期中無休
観覧料:一般 ¥2,000、シニア(65歳以上) ¥1,700、大学・高校生 ¥1,300、子ども(中学生から4歳まで) ¥700、3歳以下無料
電話:03(5777)8600(ハローダイヤル)
公式サイト
国立新美術館
『MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020』
東京という都市との関係性からMANGA=日本のポップカルチャーを読み解く展覧会。会場には1/1000の縮尺で再現された巨大な都市模型と、東京を舞台とするアニメ、ゲーム、特撮作品の映像など500点を超える資料が展示される。ゲストキュレーターは森川嘉一郎。

本展のためにアニメーション監督の吉成曜が創作したオリジナルキャラクターで、展覧会の案内係スタッフ「ヨリコ」をフィーチャーした展覧会メインビジュアル
イラストレーション: 吉成曜 © CRYPTON FUTURE MEDIA, INC. WWW.PIAPRO.NET © カラー © 武内直子・PNP・東映アニメーション © 秋本治・アトリエびーだま/集英社 ©創通・サンライズ TM & © TOHO CO., LTD. © TOKYO TOWER

ハリウッドでの実写化も進行中。大友克洋《AKIRA》
©MASH·ROOM/KODANSHA
『MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020』
会期:8月12日(水)~11月3日(火・祝日)
会場:国立新美術館 企画展示室1E
住所:東京都港区六本木7-22-2
開館時間:10:00~18:00
休館日:火曜(9月22日、11月3日は開館)、9月23日
観覧料:一般 ¥1,600、大学生 ¥1,200、高校生 ¥800、中学生以下無料
電話:03(5777)8600(ハローダイヤル)
公式サイト
ヨコハマトリエンナーレ2020
『AFTERGLOW ー 光の破片をつかまえる』
3年に一度の現代アートの国際展。今回はインドのアーティスト集団ラクス・メディア・コレクティヴをアーティスティック・ディレクターに迎え、60組以上のアーティストが参加。

大型のソフト・スカルプチャーを用いたインスタレーションを行うバルセロナ出身のアーティストの作品。エヴァ・ファブレガス《ポンピング》(2019年)

人種、ジェンダー、社会階級に基づく差別への問いを投げかける。ニック・ケイヴ《回転する森》(2016年)
©NICK CAVE, PHOTO BY JAMES PRINZ, COURTESY OF THE ARTIST AND JACK SHAINMAN GALLERY
ヨコハマトリエンナーレ2020『AFTERGLOW ー 光の破片をつかまえる』
会期:7月17日(金)〜10月11日(日)
会場・住所:
横浜美術館(神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1)
プロット48(神奈川県横浜市西区みなとみらい4-3-1)
開場時間:10:00~18:00(10月2〜3日、8〜10日は21:00まで、最終日10月11日は20:00まで)
休場日:木曜(7月23日、8月13日、10月8日は開場)
観覧料:一般 ¥2,000、大学・専門学校生 ¥1,200、高校生 ¥800、中学生以下無料
(日時指定の予約制、中学生以下は事前予約不要)
電話:045(663)7232
公式サイト