「教育に科学的根拠を」と提唱する著作がベストセラーになった教育経済学者、中室牧子さん。華麗なキャリアを経て今実感する、「本当に自分が心地いいもの」をつかむ生き方とは

BY JUNKO ASAKA, PHOTOGRAPHS BY SHINSUKE SATO, HAIR & MAKEUP BY MAI HANZAWA

 それは化粧品やファッションにも通じる、と中室さん。「若い頃は、雑誌やテレビなどを見てさまざまなものを買っては失敗の連続でした。それが、やはり30代後半から『自分に合っているかどうか』が判断軸になってきたんです。たとえば、いま愛用しているこのバッグは、外にも内側にもポケットがありません。以前は、収納ポケットのたくさんあるバッグがいいと信じていた時期もあります。でも、たとえそれが多くの人にとってはいいものであったとしても、自分にはそういうバッグは合ってなかったんです(笑)。必要な荷物を放り込んで、何かが必要になったら手を突っ込んで探す。それくらい雑な使い方が自分に合っている」

画像: 15年にわたって「クレ・ド・ポー ボーテひと筋」というヘビーユーザーの中室さんが、初めて使って即「リピート買い」を決めた美容液「セラムラフェルミサンS」。「メイクアップ前に使ったときのたしかな“はり感”には驚きました」

15年にわたって「クレ・ド・ポー ボーテひと筋」というヘビーユーザーの中室さんが、初めて使って即「リピート買い」を決めた美容液「セラムラフェルミサンS」。「メイクアップ前に使ったときのたしかな“はり感”には驚きました」

 そして、化粧品はといえば「クレ・ド・ポー ボーテのものしか使いません」と、これまた驚くほどにきっぱり。「ローションからベース、ファンデーション、アイシャドウまで、フルセットで使い始めてもう15年くらい。一度だけほかのブランドに浮気したこともあるんですが、やっぱり戻ってきて、それからは一筋ですね」

 そんな中室さんが今回初めて使ったのが、美容液の「セラムラフェルミサンS」。「これはすごくよかったです、本当に! じつは、家で飼っている猫が寝ているときに顔をなめてしまうので、美容液はずっと使っていなかったんです。なんとなくベタつく感じも苦手で。でもこのセラムはとてもさらっとしたつけ心地で、塗ってもとても気持ちいい。ほんのりベージュがかった色みなので、朝、化粧前に使っても白浮きしないし、これを塗ったあとは気持ちまで引きしまるような感じで、鏡を見るのが楽しみです」。これからは、セラムラフェルミサンSもリピート買い決定です、と笑う。

画像: 産業構造審議会委員、革新的事業活動評価委員会の委員など多くの仕事に携わり、休日はないという中室さん。「近年は政府をはじめ、自治体や企業、学校など本当に多くの組織と共同研究ができるようになりました。エビデンスに基づく政策形成という考え方が、ようやく日本にも浸透してきたと感じます」

産業構造審議会委員、革新的事業活動評価委員会の委員など多くの仕事に携わり、休日はないという中室さん。「近年は政府をはじめ、自治体や企業、学校など本当に多くの組織と共同研究ができるようになりました。エビデンスに基づく政策形成という考え方が、ようやく日本にも浸透してきたと感じます」

 シャープな面立ちで、43歳という年齢よりもはるかに若々しく見える中室さんも、エイジングを感じることは「日々あります」という。「やはり40歳を超えてから、しみやシワ、くすみといった加齢の影響を感じることが多くなりました。体型も同様で、これまでと同じことをしていたのでは維持するのは難しいと、ここ数年痛感しています」

 2年前から、ほとんど毎日ジムに通っている。「毎日、だけど1日18分だけ(笑)。6つのマシンを1分間ずつ、3セットで終わりです。習慣化することが第一だと思うので、そのためにはやりすぎないことも大事かなと」

 これから重ねる年齢についても、きらきらとした瞳で意志的に語る。「いろいろな先輩を見ていて、こんなふうに年を重ねられたらいいな、と思う方がたくさんいるんです。たとえば、品川女学院の理事長でいらっしゃる漆 紫穂子先生。スマートでセンスがよくて、お話していると勇気がわくような“エンカレッジング”な言葉をかけてくださるんです。つい先日は、統計学を勉強したいからゼロから教えてほしいとおっしゃって。年齢に関係なくいろんなことにチャレンジし、私たちのような年下の者に教えを請うこともいとわない。私も、50代、60代になっても先生のようにチャレンジする姿勢を失わない、前向きさを持っていられたらと思っています」

 たとえばポケットのあるバッグのほうが使い勝手がいい、といった一般的なスタンダードは、「こうするとやせる」「こういう教育をすれば子どもが伸びる」といった通説同様、私たちひとりひとりに合っているとは限らない。むしろ、標準的なかたちとは違うところにこそ、自分らしさが生まれるのだろう。「自分に合っているものは自分にしかわからない――ということがわかったのも、けっこう最近なのかもしれません」と中室さん。だが今は、本当に自分が欲しいもの、必要なものがわかる。年齢を重ね、試行錯誤の末にたどりついた今の仕事、今のライフスタイルはとても快適だと話してくれた。

 人生をみずからデザインするということは、そんなふうにひとつひとつ、自分だけにわかる手ごたえの中から、心地いいもの、心地いい場所を選び取っていく道筋なのかもしれない。

中室牧子(Makiko Nakamuro)
1975年奈良県生まれ。慶應義塾大学を卒業後、日本銀行、世界銀行での勤務を経て、米ニューヨーク市のコロンビア大学で博士号を取得。専門は、経済学の理論や手法を用いて教育を分析する「教育経済学」。2013年から慶應義塾大学総合政策学部准教授に。産業構造審議会等、政府の諮問会議で有識者委員を務める。著書「『学力』の経済学」(ディスカヴァー・トウェンティワン)は発行部数累計30万部のベストセラー

クレ・ド・ポー ボーテ セラムラフェルミサンS
(医薬部外品)<40g>¥30,000、レフィル<40g>¥29,500
エイジングサインの出やすい目の下、口もと、フェイスラインの肌にいきいきとしたはりを与え、すっきりと引き締まった印象の肌に導く「はり」のスペシャリスト。

※ 応募期間は終了いたしました

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「Deign My Life」体験レポート Vol.2
写真家 中川正子さんが体験する“フェイスライン・コルセット美容”とは

「Design My Life」インタビューVol.1
作家・川上未映子さんが語る「人生をみずからデザインする生き方」へ

「Design My Life」インタビューVol.3
切絵作家・福井利佐さんが語る「自分自身という“本体”を大切にする生き方」へ

問い合わせ先
クレ・ド・ポー ボーテ
フリーダイヤル: 0120-81-4710(9:00 ~ 17:00/土・日・祝日を除く)
公式サイト

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