植物の力を引き出す“天才”と、アルビオンとの出会いが生んだのは、「オーガニックコスメのさらに先」を象徴するスキンケア。ホルモンやさまざまな要因で揺らぎがちな大人の肌への“お守りコスメ”の驚くべきパワーを、美容ジャーナリスト齋藤 薫が俯瞰する

BY KAORU SAITO, PHOTOGRAPHS BY SHINMEI, STYLED BY AYA FUKUSHIMA

 そしてもう一つ、インフィオレには特別なエネルギーが加わることとなった。1999年にサンフランシスコで誕生したこのブランドは、17年後の2016年、日本のアルビオンとコラボレーション契約を結ぶ。ストイックに純粋培養であろうとするのがオーガニックコスメの常だけに、これは異例のこと。逆に、テクノロジーと臨床的なスキンケア効果をひたすら追求してきたアルビオンが、オーガニックブランドとの事業提携に挑むのも、また異例のことだ。最初は意外にも思えたコラボレーションだが、これぞまさに時代の流れが求めている一つの形であることは、その後のインフィオレが存分に証明してくれた。

 植物がもつ、波動も含めた神秘的な力を限りなく引き出すオーガニックの精神と、化粧品が宿す潜在能力をどこまでも引き出すアルビオンの技術と情熱。両者がまるで火花を散らすように激しく交わりあったとき、そこに生まれるのは、過去に例を見ない“ビヨンド・オーガニック”という新しいカテゴリー。地球の恵みそのものであるオーガニックの、その先にあるものを初めて届けてくれたのだ。

画像: ソヴァタージュ ケア セラム コンセントレ<20ml>¥5,000 心地よい香りとなめらかな肌あたりが印象的なセラムは、揺らぎやすい大人肌のお守りケア。天然由来成分率99%で、植物のエキスをギュッと濃縮。洗顔後のたった一品のお手入れで、健やかな肌へ

ソヴァタージュ ケア セラム コンセントレ<20ml>¥5,000

心地よい香りとなめらかな肌あたりが印象的なセラムは、揺らぎやすい大人肌のお守りケア。天然由来成分率99%で、植物のエキスをギュッと濃縮。洗顔後のたった一品のお手入れで、健やかな肌へ

 そのひとつの象徴となるのがこの製品、「ソヴァタージュ ケア セラム コンセントレ」ではないだろうか。ソヴァタージュとは、救急、あるいは救命という意味。といっても、単なるトラブルケアではない。大人の肌が大きく揺らいだとき、今までなかったような変化を見せたとき、化粧品がぱったり効かなくなったとき…… たとえば、更年期における“不定愁訴”のように、つかみどころがないのに深刻な肌の不調に対して、スキンケアではまるでなす術なし。どこから手をつけていいか、わからなくなるはず。そういうときは、思い切った対策をとるべきなのだ。

 だからこのセラム。いつものお手入れの一切をやめて、10日間をこれ一品、「ソヴァタージュ ケア セラム コンセントレ」だけのケアに切り替える。ある意味で“ファスティング的”でもあるけれど、ほかのお手入れをやめてしまうに値する全方位性と集中力をもった、文字通りコンセントレートな一本だ。オールインワンではあるけれど、単に全プロセスをひとまとめにしたというだけではない。トラブルケアとして、トラブルの元栓を閉めるような根本ケアによる“オールインワン解決”を目指す一品なのである。

 これはまぎれもなく、アルビオン側の臨床ケア的発想。オーガニックケアにはこうしたファスティング的、かつ短期集中ケア的な製品はあまり見当たらない。けれども一方で、こうした全方位トラブルケアができるのは、植物力ならでは。そのすさまじき潜在能力をアルビオンが引き出し、両者の力が高次元で掛け合わされたからこその快挙なのだ。つまりインフィオレは、足し算ではなく掛け算。まさしく“ビヨンド・オーガニック”であり、“テクノロジカル・オーガニック”。どちらにしても、これまでにはなかったカテゴリーだ。

画像: 赤は生命を表す血の色であり、自然界の中にある普遍的な色。インフィオレの赤いボトルは、その色彩がもつパワーも味方に。また、容器は古代の研究者たちが実験用に使っていたという赤いガラスボトルをイメージ。赤い薬瓶のようなボトルが、使うたびに植物の力をまっすぐに届け、気持ちまで高めてくれるはず

赤は生命を表す血の色であり、自然界の中にある普遍的な色。インフィオレの赤いボトルは、その色彩がもつパワーも味方に。また、容器は古代の研究者たちが実験用に使っていたという赤いガラスボトルをイメージ。赤い薬瓶のようなボトルが、使うたびに植物の力をまっすぐに届け、気持ちまで高めてくれるはず

 もちろん、サイエンスと植物の融合はこれまでにも見られた形だが、アルビオンのような日本を代表する高級コスメティックブランドとのコラボレートを果たしたオーガニック・コスメは、ほかに例を見ない。そこには間違いなく、予測不能な“化学反応”が起きているはずなのだ。

 さらに、この素晴らしい出会いによって実現したのが、東洋的な成分の採用。トウキ根やビワ葉などによる消炎に加え、冬虫夏草やスイゼンジノリ、シコンによるダメージケアなど、漢方成分を巧みにブレンドしたことで、またこの製品に目覚ましい力を与えている。

 肌荒れ、かゆみ、ひきつり、ほてり、赤み…… 直接的な原因のわからない突発的なトラブルは、年齢によるホルモンバランスの乱れが背景にあることが多い。思い当たったら、この一品を思い出して欲しい。洗練されたハーバル系の香り。アルビオンの伝説的アイテムである乳液をさらに濃厚にしたかのような、ミルクバームのようなテクスチャー。使う人を虜にする魅力的な製品なのに、これを10日間で使い切るのが約束。もっと使い続けたいと思うかもしれないが、きっと問題解決の流れはもうできているはず。悩み多き年齢にとって、これはまったくもって、特別な体験である。

齋藤 薫(KAORU SAITO)

美容ジャーナリスト/エッセイスト。多くの女性誌で連載をもち、その独自のジャーナリスティックな視点と説得力ある文章に多くのファンをもつ。化粧品の開発・アドバイザーやNPO法人日本ホリスティックビューティ総会理事など多方面で活躍するほか、著作も多数。近著に『大人の女よ! もっと攻めなさい』(集英社インターナショナル)『“一生美人”力 人生の質が高まる108の気づき』(朝日新聞出版)

問い合わせ先
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フリーダイヤル:0120-559-887(10:00~17:00/土・日曜・祝日を除く)
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