BY ALICE NEWELL-HANSON, PHOTOGRAPHS BY MURRAY MOSS, TRANSLATED BY IZUMI SAITO

「ダイニングのさびたスチール棚の上にクリスタルガラスのグラスを4つ飾って、ちょっとしたディスプレイを作った。ほぼ毎朝グラスを変えては、新しいセレクトで並び替えているんだ。この日は、バカラのヴィンテージとデットストックのグラスを4つ」

「リビングの上部にある壁がんにとまっている、ニンフェンブルク窯のビスク磁器の鳥」

「僕たちはずっと犬が欲しかったけど、今はまだ犬を飼うという責任は負えないと思っていた。そうしたら親切なご近所さんのレネ・チョイナーとスチュアート・ガードナーが、僕らが大好きなアッティクスという彼らの犬を、タイムシェアみたいな形で貸してくれることになった。つまりはアティカスと通りを散歩するってこと。それだけなんだけど」

「僕たちの寝室には、ディズニーランドのお城にあるみたいな、でかい窓がある。その窓の隣に、フランス人フォトグラファーの友人、シリル・デ・コマルクのセルフポートレイトをかけた。彼は実際に城に住んでいるんだ」