アーティスト 河原シンスケと占術研究家 水晶玉子。 ともにうさぎ好きのふたりが、うさぎ愛について 語り合った。知られざるうさぎの魅力とは…

BY KAKO CHABATAKE, PHOTOGRAPHS BY YASUYUKI TAKAGI

河原 日本人でパリにいるという意味も含めて、いろんな国の人が自分の家に集まれる1920年代のモンパルナスとかのサロンのようなコミュニケーションの場ができたらいいと思って始めたお店だったので、もともとビジネスとしてやっていたわけではなかったから借入金とかもなくて、自分の蓄えがなくなっただけですんだんですけどね。僕はお金には困らないけれど貯まらないんです、ずっと(笑)。これから先もそんな感じですか?

水晶 はい、ごめんなさい(笑)。でもシンスケさんにはほかの人にはないステイタス運があって、社会的に地位のある人や場所とコミットできるパワーや魅力、運を生まれつき持っています。ステイタス運が財運をひっぱってくるから、この先も困ることはないと思いますよ。

画像: 水晶が最近、手に入れたアメリカ製のラビット・タロット。占わなくても癒やされる

水晶が最近、手に入れたアメリカ製のラビット・タロット。占わなくても癒やされる

河原 本当にありがたいことに、人には確かに恵まれてます。こういう人に会いたい、こういうものがいいというと、紹介などでつながっていける。アートの仕事でもそうだし、もうお店をやる気はなかったのに、今度、東京で「usagi」を開くのも、人との出会いの偶然の産物のようなものなんです。このところ日本に来ることが増えて、日本各地にある素晴らしい物やそれを作る人と知り合う機会があったので、「usagi」では、そういうものに新しいアイデアを加えて、どんどん使うので、僕のことよりも、そこで使うものやインテリア、食材やシェフ、それを作っている人に注目してほしい、もっと広めたいと思っています。

水晶 シンスケさんは古い物を新しく作り替えるのが使命みたいな人だし、今、すごく発信力が高まっている運気のときで、4年後からは人脈、仲間づくりによい運気が巡るし、ぴったりです。干支のうさぎって、陰陽五行では「横のつながり」「団体での守り」の象徴なので、お店の名前にも、アンバサダー的キャラとしてもハマってますね。

河原 それはうれしい。京都に小さな宿で「うさぎ小屋」とか、いずれはまたパリにもお店をとか。この先もいろいろ計画しています。今は、「usagi」の食材選びなどであちこち行ってますけど。

水晶 シンスケさん、今日は東京、明日はパリ、明後日は京都って、神出鬼没すぎ。瞬間移動のように跳んでいるうさぎみたいですよ(笑)。

河原シンスケ(SHINSUKE KAWAHARA)
武蔵野美術大学卒後、80年代初頭よりパリを拠点に活動を開始。ファッション雑誌のイラストや、プランタンデパート、エルメス、バカラ等の広告を手掛けるほか、ルイ・ヴィトン「LE MAGAZINE」のクリエイティブ・ディレクション、La Rochelle のリゾートホテル「cote ocean」の総合デザインなど、インターナショナルに活動を展開
http://shinsuke-kawahara.com

水晶玉子(TAMAKO SUISHO)
東京都生まれ。東洋・西洋を問わず幅広く勉強し、「マンダリン占星術」「運景」「フルーツフォーチュン」などのオリジナルの占術を考案。数々の女性誌でも連載し、「当たりすぎる!」と大評判!

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