世界のミステリ・ファンを魅了し、ハリウッドが熱いまなざしを注ぐヒットメーカー。ジョー・ネスボのスペシャル・インタビュー

BY JUNKO ASAKA, PHOTOGRAPHS BY ARISA KASAI

画像: ノルウェー王国大使館で行われた来日イベントでは、日本の警察小説の第一人者、堂場瞬一氏とのトークセッションが実現した COURTESY OF SHUEISHA

ノルウェー王国大使館で行われた来日イベントでは、日本の警察小説の第一人者、堂場瞬一氏とのトークセッションが実現した
COURTESY OF SHUEISHA

「自分の作品が成功した理由については、あまり分析しないようにしているんだ。小説を書く目的は誰かに自分の物語を伝えることであり、誰も受け入れてくれないのであれば書く意味はないと僕は考えている。でも一方で、僕はつねに自分をいい作家だと思って書いてきたし、もし僕の書いたものがつまらないという人がいれば、その人が間違っていると思っているんだ(笑)。

ハイウエイを逆走しながら、まわりの車が間違っていると思いこんでる老夫婦の話があるけれど、僕もまさにそれと同じ。誰が何と言っても自分が正しいと思う自信が必要なんだ。作品が出版され、書店に並び、読者がお金を払って買い、すみずみまで読んでくれて、僕の手を握り『この本を書いてくれてありがとう!』と言う。最初の1行を書き出すときに、それをイメージできるくらいの自信だ。こういうと、作家ってなんてクレイジーな職業だと思うだろうね。執筆中は、僕は自分を宇宙の支配者のように感じている。でも、ラップトップを閉じて寝るときには『俺はいったい何をやってるんだ!?』って思ったりもするけどね」

 

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