『ベビー・シッターズ・クラブ』主演
注目の女優、モモナ・タマダの日常

Momona Tamada’s Week: ‘Satisfying’ Baking Videos and Peace Through Podcasts
Netflixで配信中の『ベビー・シッターズ・クラブ』で主演のひとりを務める若き女優、モモナ・タマダ。彼女は他に先駆け、私たちが直面する新しいソーシャル・ディスタンスの生活を送っていた

BY MAYA SALAM, PHOTOGRAPHS BY ALANA PATERSON FOR THE NEW YORK TIMES, TRANSLATED BY MASANOBU MATSUMOTO

 私たちの多くと同じように、14歳のモモナ・タマダは、この厳しい1年、自分ができるかぎりのことをしようと努めてきた。Netflixの昨年夏のヒット作『ベビー・シッターズ・クラブ』で、おしゃれな若きアーティスト、クラウディア・キシ役で主演を務めた、いま勢いのある女優でありダンサーであるタマダ。彼女は、たしかにどんな角度から見ても輝き続けているが、パンデミック下の生活というものに合わせることを余儀なくされた。

「個人的には、オンラインレッスンはあまり好きではありません」。昨年11月の電話インタビューで彼女はそう話した。学校に加えて、彼女はリモートでオーディションを受け、またズームでボイスレッスンとダンスクラスに参加している。特にバレエの場合、「スクリーンでは写るものが反転するので、みんなが違った方向に進んでしまったり。だから少し混乱してしまうんです」

画像: Netflixで配信中の『ベビー・シッターズ・クラブ』で主演を務めるモモナ・タマダ。彼女は、仕事とのバランスをとるために、すでにリモート学習へと切り替えを行なっていた。それは彼女にとってプラスになることでもあり、「間違いなく、それは私自身のペースを見つけるのに役立ちました」と話す

Netflixで配信中の『ベビー・シッターズ・クラブ』で主演を務めるモモナ・タマダ。彼女は、仕事とのバランスをとるために、すでにリモート学習へと切り替えを行なっていた。それは彼女にとってプラスになることでもあり、「間違いなく、それは私自身のペースを見つけるのに役立ちました」と話す

 しかし、ある意味、学業そして仕事における必要性から、彼女は他よりも早く新しい生活のスタートを切っていた。バンクーバーのブリティッシュコロンビア州にある自宅から「私は、世の中が大変になるもっと前、2年前からオンラインに切り替える必要があったので」と話す。彼女は、両親と弟のヒロ、そしてミソと名付けられた黒い柴犬の子犬とそこでずっと暮らしている。ミソは、彼女いわく「いつも何か可笑しなことをしています」

 早いうちからオンラインでのやりとりを始めたことは、彼女にとってプラスになることでもあった。「間違いなく、それは私自身のペースを見つけるのに役立ちました」とタマダ。そして「それに慣れるための1年間があったことは、私にとってよかったことです」と続けた。「学業とたくさんの仕事のバランスを取ることは大変なことですから」

 彼女はNetflixの人気ラブコメディ『好きだった君へ:P.S.まだ大好きです』(2020年)で、子ども時代のララ・ジーンを演じた。そして――広く知られたアン・マーティンの同名の本シリーズを、心を込めて魅力的に、また新しく翻案した――『ベビー・シッターズ・クラブ』シーズン2が制作されることが、昨年10月に発表された。撮影がいつ再びはじまるのかについては、またタマダは知らなかった。「私は、ウイルスの感染状況が悪化しないことを願っています」と彼女。「撮影現場が恋しいし、友だちみんなと会えないのが寂しいです」

 しかしながら、私たちが話した日は、かすかながら日々が正常になる兆しもあった。「今日は実際に、ダンスレッスンに出かける最初の日です」。彼女は、ついに近所から離れた場所へ行けるという熱い興奮とともにそう話した。また彼女は最近のルーティーンと、この非日常的な時間において彼女にインスピレーションを与えてきたアイテムについても教えてくれた。以下に、会話の一部を抜粋し編集したものをお届けする。

水曜日の朝
 起きて、学校の授業のために『Life as We Knew It』の序章をオーディオブックで聴きながら、シャワーを浴びました。私がいま主に読んでいる本は『クレイジー・リッチ・アジアンズ』。私はこの映画がとても好きで、ずっと原作も読みたいと思っていたんです。そのあと、私は、ペットの仔犬ミソを散歩に連れて行きました。散歩をすることがまだ新鮮で、フレッシュな空気を楽しんでいるみたい。10月に彼女を飼い始め、他の犬や他の人たちとの付き合い方にもだんだん慣れてきたところです。今まで飼った犬の中でもっとも甘えん坊ですが、実際にはとても賢く、そしてエネルギッシュ。一度走り始めたら、落ち着かず、何というかクレイジーな感じになります(笑)。

画像: モモナ・タマダとミソ。ミソは近所の犬や人との付き合いを学んでいる最中だ

モモナ・タマダとミソ。ミソは近所の犬や人との付き合いを学んでいる最中だ

 それから、私はTikTok(30秒の私のトレーラームービーのようなもの)を作りました。私が見つけた面白いビデオをいくつかつなぎ合わせたものです。個人的には、ファッションに関する動画やファッションにインスピレーションを受けた動画を見るのがとても好き。またお菓子作りも私の趣味のひとつで、短いレッスン動画も大好きですね。どのようにケーキができていくのか、どのようにまわり全体をデコレーションするかを見ていると、とても満たされます。TikTokのいいところは、おそらく同じものを2回見ることがないこと。なぜかというと、一度見たらそれをすぐ作りたくなってしまうから。

 そのあと、Zoomでボーカルレッスンを行い、ミュージカル『13』の「What It Means to Be a Friend」を歌いました。いま、レッスンで歌っている曲は、私とコーチが一緒に決めています。

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