PHOTOGRAPH BY ROBIN STEIN, TRANSLATED BY CHIHARU ITAGAKI
パンテール(豹)がカルティエのシンボルになったのは1914年のこと。創業者であるルイ=フランソワの孫、ルイ・カルティエが、アール・デコ期を代表するイラストレーターのジョルジュ・バルビエに「女性と豹」をテーマに絵の制作を依頼したのがきっかけだ。1983年には、レディスウォッチ「パンテール ドゥ カルティエ」が誕生。チェーンブレスレットがエレガントなこの腕時計は、80年代を象徴するヒット商品になった。
2000年代初頭に生産が中止されたあともカルト的人気を誇っていた「パンテール」だが、このたび待望の再登場が決定。素材違いで複数モデルの展開が予定されているが、おすすめは写真のイエローゴールド。ネクスト・トレンドの呼び声高いワイドショルダースーツを着てパワーランチを。そんなシーンにうってつけのアイテムだ。
EVENT
Panthère de Cartier at TRUNK (HOTEL)
1983年に誕生し一世を風靡したカルティエの伝説的ウォッチ、“パンテール ドゥ カルティエ”が、2017年、現代に甦った。大胆でグラマラスな精神を纏ったフォルムとしなやかなブレスレットは、まさに時計を越えたジュエリー。“パンテール ドゥ カルティエ”の復活を祝し、この夏2日間のイベントが開催される。
会場:TRUNK (HOTEL) 東京都渋谷区神宮前5-31
会期:2017年7月13日(木)・14日(金) 2日間