BY CHARLOTTE DI CARCACI, TRANSLATED BY CHIHARU ITAGAKI
往年の名ファッション・デザイナーたちは、その迷信深さでもまた知られている。たとえばココ・シャネル。今も当時のまま残るパリ・カンボン通りの彼女のアパルトマンには、ラッキーシンボルとして知られる口を開けたカエルや水晶など、お守り代わりのアイテムがところ狭しと置かれている。四つ葉のクローバーをデザインに採り入れたのは、ムッシュ・ディオール。彼はランウェイショーの前にはいつもタロット占いをしていたとか。こういったスピリチュアル・モチーフへの傾倒は、現代のデザイナーたちにも見られる。アレキサンダー・マックイーンの最新コレクションでデザイナーのサラ・バートンがインスピレーション源に選んだのは、英国の魔法図鑑にあるようなイラストや図像だ。
![画像: アレキサンダー・ マックイーン COURTESY OF ALEXANDER McQUEEN](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783302/rc/2018/08/10/d0363d74bb2fd7843e4ca2edb4d59cb810de483b_large.jpg#lz:orig)
アレキサンダー・ マックイーン
COURTESY OF ALEXANDER McQUEEN