セリーヌが展開する「アーティスト ジュエリー プログラム」。2020年に発表されたセザール・バルダッチーニ財団とのコラボレーションに続き、女性彫刻家ルイーズ・ネヴェルソンの作品に着想を得たジュエリーを発表。ネヴェルソンの美学を反映したアーティスティックなジュエリーだ

BY MASANOBU MATSUMOTO

 アメリカを代表する女性彫刻家で、モダンアート史にその名を大きく残したルイーズ・ネヴェルソン。セリーヌは「アーティスト ジュエリー プログラム」として彼女の作品を再解釈したジュエリーを発表。12月よりセリーヌ表参道とセリーヌ銀座の2店舗で限定販売している。

画像: COURTESY OF HEDI SLIMANE

COURTESY OF HEDI SLIMANE

 ルイーズ・ネヴェルソンは、“アッサンブラージュ(寄せ集め)”という現代アートの手法で知られる作家で、抽象的な彫刻やインスタレーション作品を遺した。キャリアの土台を確立させたのは、1957年に発表した「黒い箱」シリーズ。捨てられた家具や破棄された日用品などの断片をパズルのように木箱に配置し、全体を黒くペイントした作品で、ネヴェルソンはのちに、この箱をいくつも積み上げ、祭壇のようなインスタレーションへと発展させていった。

画像: ペンダントにはシリアルナンバーが入り、彼女の「黒い箱」シリーズを連想させる、黒い木製の特製ボックスがセットになる COURTESY OF HEDI SLIMANE

ペンダントにはシリアルナンバーが入り、彼女の「黒い箱」シリーズを連想させる、黒い木製の特製ボックスがセットになる
COURTESY OF HEDI SLIMANE

 セリーヌによるジュエリーは、その「黒い箱」シリーズに着想を得ているようだ。ベースは黒いウッド。ヴェルメイユとシルバーの装飾は、とりわけ初期の作品において、ネヴェルソンが箱のなかに収めたモチーフを連想させる。力強い存在感と曲線的なモチーフのナイーブさ。そのコントラストもネヴェルソンの美学に通じるものがある。

 ネヴェルソンは生前「私の作品は繊細です。頑丈に見えますが、繊細なのです」と言い「真の強さとは繊細なもの」だと語った。また、自身の自由な装いも注目され、特に自作のジュエリーは、彼女の堂々としたスタイルの証でもあった。彼女のエッセンスを新たなかたちで表したセリーヌのジュエリーは、本当の強さ、自身の力でアートの道を切り開いていったネヴェルソンのパワフルな精神を装う者に宿す。

画像: (写真左)ルイーズ・ネヴェルソン ネックレス<スターリングシルバー×ウッド>¥561,000、<ヴェルメイユ×ウッド>¥649,000 ※ともに予定価格 PHOTOGRAPHS: COURTESY OF CELINE

(写真左)ルイーズ・ネヴェルソン ネックレス<スターリングシルバー×ウッド>¥561,000、<ヴェルメイユ×ウッド>¥649,000
※ともに予定価格
PHOTOGRAPHS: COURTESY OF CELINE

問い合わせ先
セリーヌ ジャパン
TEL. 03(5414)1401
公式サイト

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