ケニア北部から南へ向かい、首都ナイロビのある中央部を巡る6日間の旅――道中で目にするのは、山岳地帯、砂漠、サバンナ……。その途中には湖があり、小さくはあるが文化や歴史に満たされた村々の間に、緑豊かな農園が広がっている

TEXT & PHOTOGRAPHS BY WALTER GRIAO, TRANSLATED BY SHINJIRO MINATO

 ケニアの首都、ナイロビ。サファリでの野生体験が終わったからといって、ケニアの旅が終わったわけではない。この都市は、国内の他のエリアへ移動するための中継地点として利用されがちだが、それだけではもったいないほど見所がたくさんある。ふたりの友人に連れていかれるままに(そのうち一人はソマリア内戦に二度、参戦したことのある熟練兵士だ)、「セントラル パーク」からスタートした。「ナイロビ ギャラリー」、「ポルカ ドット アートギャラリー」などを巡り、歴史的記念物の数々を見て回る。壮麗な「ケニア国立博物館」では、ケニアの豊かな遺産を「文化」「自然」「歴史」「現代美術」という4つのカテゴリーに分類していた。

画像: ケニア国立博物館に展示されている彫刻。ひとつひとつがケニアの部族を表している

ケニア国立博物館に展示されている彫刻。ひとつひとつがケニアの部族を表している

<SEE>

Karen Blixen Museum(カレン ブリクセン ミュージアム)
旅行者向けの定番の観光施設で、建物はデンマークの作家、カレン・ブリクセンの旧邸だ。彼女の書いた『アフリカの日々』という作品は、1985年にシドニー・ポラック監督、ロバート・レッドフォードとメリル・ストリープ主演『愛と哀しみの果て』で映画化されており、オスカーで7部門を受賞。映画に登場するシーンを彷彿とさせる、ロケーションツアーとしても楽しめる場所だ。

画像: カレン ブリクセン ミュージアムを案内してくれた女性ガイド

カレン ブリクセン ミュージアムを案内してくれた女性ガイド

K1 Klub House(ケーワン クラブ ハウス)
若者による文化発信の拠点となっているイベント用の倉庫で、地元アーティストたちの手による小物販売、お酒が飲めるバー、アフリカ料理を楽しめるケータリングなどのサービスを提供。BGMにDJたちがクラブミュージックを流している。内装は伝統的なアフリカ文化と他の大陸文化が見事に融合し、都会の若者たちが集まる最先端のエンターテインメントスポットと言ったところだ。

Marche(マルシェ)
長距離移動をしていると、必ずと言っていいほど地元のマルシェに遭遇する。大小さまざまな品物は一見どれも同じ物のように見えるが、じっくりと探してみると自分にぴったりな魅力的なお土産を見つけることができるだろう。おすすめは、マサイシュカ(マサイ族のブランケット)、キンドー(サイザル麻から作られ革で装飾された手織りのハンドバッグ)、芸術・彫刻作品やテーブルセット・陶器のコップなどだ。

画像: アーティストが作品を作る様子を見せてくれた

アーティストが作品を作る様子を見せてくれた

<ACTIVITIES>

Safari Tour(サファリツアー)
移動に小型飛行機を使えば、うんざりするような悪路を数時間かけて車で移動しなくて済む。サファリを見学するのにベストな時間帯は早朝と夕方だ。気温が少し落ち着いた頃に、動物たちは水を飲んだり食べ物を探しに出てくる。

画像: サンブル国立保護区からのサファリへの入口

サンブル国立保護区からのサファリへの入口

 もし動物を撮影するのであれば、望遠レンズを持っていくべきだろう。動物たちは必ずしもすぐ近くを通ってくれるとは限らないからだ。また、悪路で車がとても揺れるので、車酔いしやすい人は、酔い止めを持って行った方がよい。砂ぼこり対策のためのマスクも必需品だ。

 

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