加藤大 作品展
Gathering Flowers

Gathering flowers by Hiroshi Kato
当サイトの「ハーモニー占星術」の挿絵でもおなじみの画家・加藤大の作品展『Gathering Flowers』が、銀座のK.Itoya B1階にて開催される(2026年1月16日~23日(金))。出展作品について話を聞いた

BY T JAPAN

画像: 《Gathering Flowers》©HIROSHI KATO 油彩/キャンバス 雨の日、窓越しに眺める花々。おぼろげな記憶、時の重なり。

《Gathering Flowers》©HIROSHI KATO 油彩/キャンバス
雨の日、窓越しに眺める花々。おぼろげな記憶、時の重なり。

「Gathering Flowers」花を集めるー。今回の作品展のテーマについて尋ねると、「花を描くのが好きです。花の鮮やかさも静けさも、咲いている様子も散ったあとも、いろいろな表情の花に惹かれます」。
 今まさに咲き誇る花の強さや香りではなく、記憶のなかの花を描きたいのだ、と言う。静かな、それでいて色も匂いもかすかに残っているーーどこか時がずれ、過去も未来も今も重なり合うあわいを表現したいのだ、と。

画像: 《春のあと》©HIROSHI KATO 油彩/キャンバス 幾重にも薄く乗せた絵具を伸ばし、最終的に少し厚みをもたせて花を表現している。「野原で、誰かが寝そべったあとに花が残っている感じ」。春の残り香を表した一枚。

《春のあと》©HIROSHI KATO 油彩/キャンバス
幾重にも薄く乗せた絵具を伸ばし、最終的に少し厚みをもたせて花を表現している。「野原で、誰かが寝そべったあとに花が残っている感じ」。春の残り香を表した一枚。

画像: 《etude♯1~3》©HIROSHI KATO 顔料/セラミック

《etude♯1~3》©HIROSHI KATO 顔料/セラミック

 今回の作品展では、陶板にも挑んでいる。焼いてしまったものはあとから上書きができない、そういうものを作ってみたかったのだと言う。ちいさなかけらを手にしたときの重さ、厚さに魅かれたのだとも。「陶板は、暮らしのなかの“イコン”というか、日常生活のメモという感じです。ロベール・クートラスのカルトに感銘を受けたのが遠いきっかけです」。

 加藤大の作品は、例えば現代美術の多くの作品のように「なぜ?」「なに?」と見る者に問いかけることをあまりしないように思う。そこに静かにたたずんでいるが、静謐とは少し手触りが違う。夏の木陰、冬の日だまりのような、どこかひんやりした心地よさーー。「生きるなかのひとひらの喜び、おだやかな喜びを表現したい。花を一輪飾るように、人の暮らしにほのかな光がさすような、彩りを添えるような絵を描きたいと思い続けています」。

画像: 《ROSEN》©HIROSHI KATO 油彩/キャンバス

《ROSEN》©HIROSHI KATO 油彩/キャンバス

加藤大 作品展 『Gathering Flowers』
会場:K.Itoya B1階 東京都中央区銀座2丁目7-15
会期:2026年1月16日(金)~23日(金) ※最終日は18:00で閉場
公式サイトはこちらから

加藤大(HIROSHI KATO)
画家・イラストレーター。日本大学芸術学部美術学科卒。アーティスト活動のほか、書籍装丁、CDジャケットのアートワーク、商業施設のビジュアルワークなどを手がける。
公式インスタグラムはこちら

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