BY EMI ARITA
パトリシア・ウルキオラの「ロンドス」

COURTESY OF CASSINA IXC.
流れるように美しい木目と天板の大理石のコントラストが印象的な「ロンドス」。カッシーナのアート・ディレクターを務める、パトリシア・ウルキオラがデザインしたもので、柔らかな曲線を描く丸みを帯びたフォルムからは、心安らぐリラックスムードが漂い、リビングはもちろん、寝室に置くにもおすすめだ。
大容量の引き出しには取手はなく、軽く押すと開くプッシュ式。サイズは引き出しが3ドロワーと4ドロワーの2種。天板は大理石(ホワイトカラーラ/ブラックマルキーナ/グレーカルニコ)のほか、オーク材、アメリカンウォールナット材の3種からセレクト可能。

(左から)「ロンドス」3ドロワー <W120×D55×H86cm>¥1,573,000~ 、4ドロワー <W160×D55×H71.5cm>¥1,782,000〜/カッシーナ
COURTESY OF CASSINA IXC.
カッシーナ・イクスシー 青山本店
TEL. 03-5474-9001
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ハンス J. ウェグナーの「CH825 クレデンサ」

「CH825 クレデンサ」<W200×D49×H81cm>¥1,361,800〜/カール・ハンセン&サン
COURTESY OF CARL HANSEN & SØN
洗練されたシンプルな美しさで、どんな空間にも馴染む「CH825 クレデンサ」は、1959年に北欧の巨匠、ハンス J. ウェグナーがデザインしたサイドボード。もともとは3種のモデルで構成されたサイドボードシリーズのひとつで、2014年のウェグナーの生誕100周年を記念し、カール・ハンセン&サンより復刻された。内部は左右に可動式の棚板のあるスペース、中央にオーク材の引き出しが付いているスペースがあり、細々した小物や書類、雑貨など、あらゆるものをすっきりとおさめることができ、収納力も抜群。
サイドボードの脚は、オーク材かウォルナット材の丸脚、またステンレススチール製の脚からセレクト可能。脚を変えることでイメージが変わるため、好みにあわせてセレクトを。

COURTESY OF CARL HANSEN & SØN
カール・ハンセン&サン 東京本店 / 大阪
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トーマス・ジェンキンスの「ジュット キャビネット」

「ジュット キャビネット」<W126×D39×H68cm>¥492,800〜/フリッツ・ハンセン
COURTESY OF FRITZ HANSEN
流行より品質を最重視し、シンプルこそが鍵であるという信念のもと、家具デザインを手掛けるイギリスのデザイナー、トーマス・ジェンキンスがデザインした「ジュット キャビネット」。すっきりとしたシンプルなデザインに、すらりと伸びる丸い脚と真鍮のハンドルがアクセントを添える優美な佇まいで、空間にエレガンスを添えてくれる。
左の扉の内側には棚板がなく、花瓶や書類など背の高いものをしまうのに重宝。観音扉になっている中央と右の扉の内部には、取り外し可能な棚板が付いており、しまうものにあわせて、棚板の枚数や高さを調整できる。天板はオーク材と大理石2種。さらに大理石の色は、ブラックとグリーンから選ぶことができる。

COURTESY OF FRITZ HANSEN
フリッツ・ハンセン 東京
TEL. 03-3400-3107
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ピーター・J・ラッセンの「モンタナ セレクション ペア」

「モンタナ セレクション ペア」(トリュフ×ブラス脚)<W139.2×D38×H82.2cm>¥351,450/フライミー
COURTESY OF FLYMEe
美しいディテールと機能性を融合させた個性豊かな収納家具が世界中で愛されている、デンマークの家具ブランドMontana(モンタナ)。その創設者であるデンマークのデザイナー、ピーター・J・ラッセンがデザインした「モンタナ セレクション ペア」は、開き戸付きのキャビネットとオープンシェルフがセットになったサイドボード。
開き戸内部はオープンシェルフ同様、十字の仕切り板付き。オープンシェルフ側は“見せる収納”としてはもちろん、飾り棚としても活用できる。さらに2台のモジュールは連結されていないため、左右の配置は自由。それぞれ個別に使うこともできる。カラーは、トリュフ×ブラス脚、ニューホワイト×ブラック脚など、豊富なカラーバリエーションよりセレクト可能。

COURTESY OF FLYMEe
FLYMEe(フライミー)
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BIG-GAMEの「プロップサイドボード」

「プロップサイドボード 150」<W150×D42×H84.5cm>¥320,100/カリモクニュースタンダード
COURTESY OF KARIMOKU NEW STANDARD
国産ナラ材の温もりと、ミニマルな美しさで、空間に洗練さをもたらしてくれる「プロップサイドボード」。2004年スイスで設立されたデザインスタジオ、BIG-GAMEがデザインした収納棚ユニット「プロップ」シリーズのサイドボードで、太いL型のサイドモジュールを組み合わせたデザインは、前面だけではなく、背面から見た姿も美しいのが特徴。
扉は取り出しやすく、しまいやすいスライド式。また、内部の棚には、配線用の開口も設置されているため、電子機器の収納も可能。サイズは幅150cmと100cmの2種、カラーはピュアオークとブラックからセレクトできる。

省スペースにおすすめな「プロップサイドボード 100」<W100×D42×H84.5cm>¥271,700/カリモクニュースタンダード
PHOTOGRAPH BY MASAAKI INOUE, BOUILLON
カリモクニュースタンダード
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KOKO3の「コティ サイドボード」

「コティ サイドボード L」<W180×D45×H75cm>¥349,000/IDÉE
COURTESY OF IDÉE
フィンランド語で「家」を表す「KOTI」と名付けられた、IDÉE(イデー)のオリジナル家具シリーズ「KOTI(コティ)」。デザインを手がけたのは、フィンランドデザイン界で活躍するデザインチームKOKO3(コココルメ)。本体と扉の表面材に、木の繊維を撚り集めたような独特な風合いが楽しめるペーパーヤーンファブリック、取手にはマットな真鍮をあしらい、フィンランドらしい控えめなデザインながらも、表情豊かに空間を彩ってくれる。
サイドボードの観音扉には、軽く押すだけで開閉できるプッシュラッチを採用。内部には40mmピッチで可動棚が付いており、しまうものに合わせて高さを調整できる。カラーはブラックとナチュラルの2種。サイズも幅180cmと幅100cmの2種から選択可能。

「コティ サイドボード M」<W100×D45×H75cm>¥229,000/IDÉE
COURTESY OF IDÉE
IDÉE(イデー)
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