BY EMI ARITA
シャルロット・ペリアンの「ドロン ホテル」

「ドロン ホテル」¥946,000~/カッシーナ
COURTESY OF CASSINA IXC.
1930年代に来日し、日本の近代デザインにも多大な影響をもたらした、20世紀を代表するフランスの女性建築家兼デザイナーのシャルロット・ペリアン。有機的なフォルムのテーブルや椅子など、彫刻的な美しさと心を和ませる温もりをあわせもつ作品は、唯一無二の存在感を放つ。
数ある作品のなかでも、読書や映画鑑賞を楽しむパーソナルチェアとして迎えたいのが、こちらの「ドロン ホテル」。1947年にフランスのウィンタースポーツリゾート、メリベル・レ・ザレ地区にある「ホテル・ドロン」のためにデザインしたもの。脚は上に向かって先細りになり、全体的なフレームのシルエットが丸みを帯びた様子に、ペリアンらしさが宿る。表面は滑るようになめらかで、いつまでも触れていたくなってしまう心地よさ。フレームはアッシュ材、アメリカンウォールナット材の2種。シートの張り地は、毛皮または多彩なカラーが選べるレザーから選択可能。

COURTESY OF CASSINA IXC.
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カッシーナ・イクスシー 青山本店
TEL. 03-5474-9001
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ハンス J. ウェグナーの「CH290 ラウンジチェア」

「CH290 ラウンジチェア」¥518,100〜/カール・ハンセン&サン
COURTESY OF CARL HANSEN & SØN
無垢材のフレームが醸し出す温もりと、ゆったりとした幅広のシートの組みわせで、リラックスムードが漂う「CH290 ラウンジチェア」。北欧のモダンデザインを牽引した、20世紀を代表するデンマークのデザイナー、ハンス J. ウェグナーが、1962年にデザインしたもので、2025年、カール・ハンセン&サンより販売がスタートした。
フレーム正面は、真っ直ぐ前に突き出したアームレストなど直線ラインを際立たせたシルエット。一方、シートを支える後方のフレームは、大胆な角度でカーブし、どっしりとした力強さが感じられる。アームレストがフラットなため、本やスマホを置くのにも便利。シートの張り地や背もたれはファブリックまたはレザーからセレクト可能。同シリーズには、ハイバックタイプやフットスツール、ソファも揃い、リビングをトータルコーディネートするのもおすすめ。

COURTESY OF CARL HANSEN & SØN
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カール・ハンセン&サン 東京本店 / 大阪
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ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの「トゥーゲントハット チェア」

「トゥーゲントハット チェア」¥1,383,800/ノル スタジオ(マーケット)
©️Knoll
フランク・ロイド・ライト、ル・コルビジュエとともに、近代建築の三大巨匠と評される、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ。モダンデザインのアイコン的存在である「バルセロナチェア」や「ワシリーチェア」、カンチレバー(片持ち構造)の名作「MRチェア」など、スチールフレームを用いた数々の名作を生み出した。
1929年にデザインした「トゥーゲントハット チェア」も、スチールフレームを採用した、美しいシルエットの椅子。座るとほどよくしなるカンチレバーと、厚みのあるクッションの組み合わせは、一度座ったら離れられなくなるほどの心地よさ。日がな一日、読書に没頭するくつろぎのひとときに寄り添ってくれることだろう。シートの張り地は、さまざまなファブリックとレザーから選ぶことができる。

©️Knoll
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マーケット
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ジャン・プルーヴェの「フォトゥイユ ド サロン」

「フォトゥイユ ド サロン」¥444,400/ヴィトラ
COURTESY OF VITRA
15歳で鍛冶工としてキャリアをスタートしたのち、独学で建築やデザインを学んだ異色の経歴から、自らを「建築家」ではなく、「建設家」と呼んだ、20世紀を代表するフランスのデザイナー、ジャン・プルーヴェ。1939年にデザインしたラウンジチェア「フォトゥユ ド サロン」は、卓越した金属加工技術と、椅子としての構造美を追求した、プルーヴェのデザイン哲学が感じられる作品のひとつ。
厚みのあるクッションシートを支えるフレームは、前面は細身のスチールパイプ、背面は太さのある鋼板を採用し、しっかりと体重を支える堅牢さと、軽やかさを融合。アームレストにはオーク材を施し、肘を置いたときの肌触りのよさや快適性も追求されている。フレームや張り地は豊富なカラーから組み合わせからセレクト可能。座るのが楽しみになるプルーヴェの隠れた名作は、ひとり時間を楽しむ特等席にしたい。

COURTESY OF VITRA
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ヴィトラ
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ピエール・ポランの「オレンジスライス® ラウンジチェア」

「オレンジスライス® ラウンジチェア 」¥766,700~/アーティフォート(メトロクス)
COURTESY OF METROCS
フランスの巨匠、ピエール・ポランが1960年にデザインした「オレンジスライス®︎ ラウンジチェア」。ミッドセンチュリー期の名作として知られる「リボンチェア」や「タン チェア」と同様、アートと家具の境界を超えた造形美で魅了する。
薄切りにしたオレンジの皮に似ていることから名づけられており、すっぽりと体を包み込むようなユニークなフォルムは、ブナ材の成形合板で形成。上からウレタンと伸縮性のある張り地を被せており、心地よく体を受け止めてくれる。幅広でゆったりとくつろげるボリュームのあるシートは、読書や映画鑑賞など長時間座っていても快適。華奢なスチールの脚をあわせることで、見た目の圧迫感がないのも魅力。同シリーズとしてフットスツールもあり、セット使いもおすすめだ。脚は全7色、張り地は豊富なカラーからセレクト可能。

COURTESY OF METROCS
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メトロクス
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